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2014年01月08日

旭硝子 vs 住友ベークライト

優柔不断な性格故、外装のポリカーボ選びが難航しています。
中空ポリカをやめて普通の板物にすることは決めたものの、購入予定のAGCの製品には、希望の2ミリ厚の白の一般入手が難しそうなので、別のメーカーを探しました。
住友ベークライトの製品に該当する製品を見つけたので、念のためにサンプルを取りました。
素材の生産メーカーは、サンプルを所望するとすぐに送ってくれるので助かります。
今回は、A4版程の大きさで、今までで最も大きなサイズです。サンプルだけで、工作のネタが揃いそうですね。
左がAGCの「カーボグラス ポリッシュホワイト3mm」、右が住友ベークライト「ポリカエース ホワイト(ECK 400)」。
まず色味がまったく違って、カーボグラスのややベージュのような白に対して、ポリカエースは「真っ白」って言える白です。指で叩いてみると、音の違いも大きいです。カーボグラスは「カンカン」って硬質な音に対して、ポリカエースは「コンコン」って感じでやや低い音です。厚みの差を差し引いても、明らかにカーボグラスの方が硬質な印象です。
太陽を透かして見ると透過率にも差がありました。カーボグラスはいくらか透過しますが、ポリカエースは殆ど透過しない感じです。
う〜ん、サンプルで確認して良かったぁ。
色も含めて、希望するのはカーボグラスの方です。
3mmになってやや重くなるのと、やや価格が高いのはマイナス要因だけど、しゃーないな。
どちらの製品も、ポリカーボの中でも「一般仕様」と呼ばれる屋内での使用を前提にした製品で、耐候性はイマイチで、屋外の使用では色あせの心配があるとか。
ポリカーボは、一般的に耐候性が高い事がその特徴になっていますが、色物は、色づけの為の色素が紫外線に反応してしまうんでしょうね。
選択の余地はないので、色あせ覚悟で選びますが、元々色あせたような色なので目立たない事を期待します。
中空ポリカでは、タキロンの製品と較べましたが、ザックリとしたイメージでは、AGC旭硝子の製品は硬質な印象で、品質感も高い感じです。
ちなみに、社員による会社の評価サイトみたいなのがあって、『「住友ベークライト」と「旭硝子」のスコア比較』をみると、旭硝子って、凄くスコアが高いですね。
そういうわけで、外装パネルは、AGC旭硝子の製品に決まりました。
早々に発注をかけることにします。

投稿者 aw@bitlog : 2014年01月08日 00:12

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