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2013年11月28日

ポリカーボ風雨実験結果

ちょうど良い風雨で、中空ポリカーボの実験が出来ました。
結果は・・・まぁまぁ。
しっかりとテーピングされている箇所に雨水の浸入は見られないものの、隅の甘い部分で僅かに侵入していました。
この点は、しっかりと四隅もテーピングすれば解決しそうですが、もうひとつ問題が見つかりました。
中空部分を密封してしまうと、直射日光で中の空気が膨張して、テープが膨れていました。極おまかに、気温が30度程ほど上がれば、空気の体積は1.1倍になるそうなので、このままで耐久性に問題が出そうです。
ひとつの解決策としては、膨張した空気を抜く穴を開ける事です。外気に触れる開口部はしっかりとテーピングして、内側の面に小さな空気抜き用の穴を開けるというものです。ただし、穴をと通して湿気が入ると結露の可能性もあるし、カビなどの繁殖の可能性もあります。
端面の密封は、テープ以外に板材で接着すると言う方法もありそうです。テープよりも綺麗に仕上がりそうだけど、作業性と密封の完全度では果たしてどちらがいいか。
さらにもうひとつ、ポリカーボの帯電性があります。風が舞い上げたホコリが付着していました。帯電防止スプレーがあるようです。
さらにさらに、ポリカーボの膨張率の検証もこれからです。
ポリカーボの防縮率=0.00007×(施工時の温度−使用時の温度)×施工時の長さ
ってことなので、長辺が1500mmだとすると、気温10℃で施工して、気温30℃になれば、2.1mm伸びることになります。
たわむ可能性大ですね。

投稿者 aw@bitlog : 2013年11月28日 05:14

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