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2013年11月13日

外装パネルサンプル

AGC旭硝子から、ポリカーボの見本が届きました。
厨房側の窓は、断熱と目隠しをかねて「窓埋め」を予定していますが、キャンピングカーなどのように、グラフファイバーや板金で完全に埋めてしまうことはしません。
キャンピンングカーの場合はプライバシーに加え、夜間の遮音や断熱が重要になりますが、カフェバスの場合は、ある程度外の光が入ったほうが、照明を使わずに済むと考えました。
かといって窓のままだと、日差しが強すぎるので、障子のような柔らかい光を希望しました。
中の人の動きも何となくぼんやりわかるので、外から見る人にも「何をやっているんだ?」って興味を持ってもらえます。
乳白色の「ツインカーボ」というプラダンのようなポリカーボ製パネルは、半透過でしかも紫外線も防いでくれます。
ある程度の耐候性も持ち合わせていて、強度、弾性、加工性などまさに今回の外装パネルにはうってつけでした。

3Mの車の外装用の両面テープで、アルミの窓枠に貼付けてみました。
テープの色は濃いグレーですが、上手い具合にアルミの窓枠の存在を消してくれます。
僅かなサイズでもかなり強固に張り付いていて、窓枠のサイズで貼付けると先ず剥がれる事はなさそうな気配です。
それでも、経年や紫外線による劣化はあるでしょうし、雨や洗車などの水の影響も心配されます。真夏の高温や冬の低音でも耐えられるかどうか。

目下の問題は、中空の部分にたまった水が抜けない事です。
これは、淵を目立たないようにテープで覆うことで、解決したいと思っています。
ただ、中空の中で温まった空気が膨張するとどうなるか予想出来ません。
熱に依る膨張率も大きいです。
両面テープに拠る固定で問題はでないか調査中ですが、最終的には「やってみる」しかないですね。

投稿者 aw@bitlog : 2013年11月13日 17:15

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