« カウンター製作シミュレーション | メイン | コメリオリジナル工具箱 »

2013年07月01日

油断ならない「おふくろの味」

「おふくろの味」ってーのがあります。
ドラマなんかじゃ、長年故郷を離れた若者なんかが、感動的なシーンでしみじみ味わったりしますが、
同居しているので当然の様に毎日出て来るわけです。
毎日がおふくろの味。
これって・・・キツいっすよ。(汗)
メインは煮物で、大抵はクタクタに煮てあって、色は茶系です。
特にうちの母などは、正直料理のセンスがあるとは言えないし、むしろ面倒だからやりたくないタイプです。
だから、出汁が効いていなかったり、一口でのどの渇きを覚えるほど塩辛かったりなんてーのは珍しくありません。
でも、もっとも怖いのは、衛生管理の概念が希薄なことです。
竹輪や油揚げなどは、賞味期限が1週間以上切れているなんてーのは普通だし、鶏肉ですら期限切れ後3日くらいなら全然オッケーです。
「ちゃんと臭いを嗅いでいるから大丈夫」て言うんですが、腐敗と細菌の増殖は別物です。
湿ったまま放置して臭くなった布巾でテーブルを拭くので、ご自慢の嗅覚すらかなり眉唾ものです。
ちりめんジャッコやのりつくだ煮系は、オブジェの様にテーブルに置いたままの光景は良く目にするし、冷蔵庫にはいつ作ったかわからないもののがタッパー入れられて放置状態だし、ラップもなしに皿の上でひからびているものもあります。
野菜室では、ラップもされないまま、切り口の色が変色した野菜や果物が常備されているし、液状化した野菜らしきものを発掘したことも何度かあります。
使ったままのまな板と包丁は、次に料理をする時まで放置され、生ゴミの処理も怠りがちなので、コバエが発生します。
醤油差しは冷蔵庫に入れるようにとの私の進言はすっかり無視されて、先日、うっかり確認せずに使ったら、コバエの醤油漬けが出て来ました。
今朝は、昨日のお昼に焚いて保温を切ってジャーに入れたままのご飯を食べていましたが、私は危険なので食べません。
さらにそのご飯でおむすびを作って、さあ今日のお昼にでも食べる気でしょうか。
ご飯と言えば、髪の毛が混入する事が頻発するので、先日の混入を機に私の分は別に焚く事を決めました。
料理は自分で作る事が多いので、母の手料理は、安全を確認出来るもの以外は、出来るだけ避けます。
「カフェバスが始まったら手伝うでぇー、タダのものは親でも使わなあかんでぇー」
て言うんですが、ごめんなさい、ノーサンキューです。
まぁ、70歳という年齢の割に頑張っているしとは思うし、時々は美味しい天ぷらとか作ってくれるんですが、もうちょっと「食の安全」の意識を持って欲しいと言うか、食べる人を思いやる気持ちで料理をして欲しいです。

投稿者 aw@bitlog : 2013年07月01日 08:20

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/3659

コメント

我が家でも「おふくろの味」はありません。
理由は 料理が下手だということです。
確かに、義理母は料理をしません。
我が家で過ごすようになってからの2年間、一度もキッチンに立たれたことはありません。
「何か1品でも自分の食べたいものを作る?」と聞いても、「イラン」と言われるので、追求しませんが、今までも煮しめしかつくっていないということ。同様に、味が濃くて、普通に食べられないといいます。
「おふくろの味」に対して、良い思い出がない男性を夫にすると 「楽」ですよ~~。

我が家も義理母さんの衛生面での知識が皆無なので、これが大きな問題になるのです。
食品の保存の仕方を知らないから、何でも冷蔵庫へ入れる。しかし、ヤクルトのような発酵乳は室温に置いているという、訳の分からない状態。ですから、クダモノなんて大変です。
密封容器にいれたままで、何か入っているんだろうと開けた時にはカビだらけ。
さらに、金属の缶にお茶を入れて、どんなに濁っていても平気で飲んでる。
いやぁ、体に悪い。
夫は「何をあの、触ったかワカラン手でお米を洗われたら、ごはんが食べられない。」と言いますし、一緒に食事をするのも嫌だと言う始末です。
明日から私たちが旅行に行くので、自分の食事も作れない義理母さんは、買い物に慣れているご自宅へ帰宅中。このまま帰って来なくてお良いんだけど......。あれだけ、「口うるさい。出て行く。」と言っておきながら、出て行く気配無しです。

こういう食の安全とかに無頓着な人と一緒に暮らすと、えらくストレス感じますね!!
無頓着というより、すべてに鈍いというのが正しいかも。

投稿者 ネエサン : 2013年07月01日 13:40

最近は、料理好きな男子が増えたようだけど、逆に料理を全くしないとか、恐ろしく下手とか、そんな女性がクローズアップされますね。
女性のみが料理を作ると言う、世界的にも特殊な日本の習慣が崩れつつあるって事なんでしょうけど、食に興味が無いというのは寂しい限りですね。
衛生感のようなものは人や環境によって差はあるとは思うんですが、自分でも良くないと思うことを修正してくれないのは、とても残念に思うところです。

投稿者 aw@bitlog : 2013年07月01日 20:19

この話、今のwadaさんの立場からすれば、結構キツイ話ですね(^_^;

雑巾の話などは、僕もちょっと耐えられません(ノД`;)

でもこう云う事って、治らない人はずっと治らないものです。気持ちだけは有難く受け取るっていうのが、やはり落としどころだと思います(^_^;

投稿者 ブレタン : 2013年07月11日 13:48

治らないですね。
何度も失敗や不都合を繰り返しても治らないです。
不思議なことですけど、そういうものとあきらめています。
でも、キッチンは一つなので、私のストレスは高まる一方です。
カフェバスが始まるまでの我慢ですね。

投稿者 aw : 2013年07月11日 14:39

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)