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2013年07月02日

艶あり or 艶無し?

さて、板材の仕上げはウレタンニスで行く方向に決まりつつあるので、今度は、ウレタンニスのツヤの度合いを決める為に塗装のサンプルを作る事にしました。
ちなみに、「ウレタン塗装」と言っても、二液性の強固なやつではなくて、刷毛で塗れる一液性のウレタンニスです。
板材は、シナベニアとパイン集成材です。ツヤ100%、ツヤ:ツヤ無し=50:50、ツヤ無し100%を、1回塗り、2回塗りで試しました。

【室内白熱灯下】


集成材、ツヤ100%。


集成材、50:50


集成材、ツヤ無し100%


集成材、無塗装

【自然光】


集成材、ツヤ100%


集成材、50:50


集成材、ツヤ無し100%


集成材、無塗装


シナベニア、ツヤ100%


シナベニア、50:50


シナベニア、ツヤ無し100%


シナベニア、無塗装

こ〜んな塩梅です。
写真だとわかりづらいですが、集成材の場合、ツヤありは全く体育館の床のようなイメージ。
まぁ、「床用」とあるのでその通りですかね。
ツヤ無しの場合は、一見無塗装と差が無いくらいですが、僅かにツヤを感じます。
見た目で言えば、このツヤ無しなら天板に使えそうです。
ただし、耐熱性で二液性に劣るということなので、天板は二液性も検討します。
シナベニアのほうは、元々の繊細な地肌にテカリが入るわけで、これはもうチープな感じになります。
ツヤ無しだと見た目の違いは大きくはないですが、触感は大違いです綿とナイロン生地くらいの差があります。
この触感の違いは集成材でも当然あって、木肌の凸凹をより感じる様になります。
こちらは、仕上げ具合でもう少しなんとかなるかもしれないし、なんとかしたいところですが、シナベニアの方は難しそうです。元が柔らかいですからね。
ま、直接手に触れる箇所ではないので、水性ウレタンニスツヤ無しでいきますかね。
カウンターの裏側は、より汚れが付きにくそうなツヤありが良さそうです。
それにしても、塗装は奥が深い・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2013年07月02日 17:31

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コメント

ニス塗り一回だとトゲトゲした毛羽立った感触になるとおもいます。
十分に乾いていから細かめ(400番くらい)の紙やすりを掛けてもう一度ニスを塗ると、ある不思議よろしい肌触りになりますよ。

投稿者 tamami : 2013年07月02日 20:23

最初240番、次に320番でざっくりやりましたが、一晩くらい置いてから、2回目を塗れば良かったですかね。

投稿者 aw : 2013年07月02日 20:44

二度とも薄めに溶いて完全に硬化してから塗るとよいです。もしかして水性だと薄められないのかしら。

投稿者 tamami : 2013年07月02日 21:11

水性でも薄められますよ、たしか。
薄めた方が平滑にいくみたいですね。

投稿者 aw : 2013年07月02日 21:14

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