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この製品の特徴はこれ。
全体の冷却機能を、「冷蔵」「氷温」「冷凍」の３つに変える事が出来る点です。
ワンボックスから大型まで、まず殆どの冷蔵庫は複数の冷却機能を併せ持っていますが、庫内すべてをそれぞれの冷却モードに切り替えるものは殆どありません。
そういう使い方をする機会はそう多くは無いとも言えるんですが、時期に依って冷凍庫が一杯になってしまったり、そうかと思えば、冷蔵庫が足りないって時もあります。
そんな時に、２台目の何でも屋としての価値はあります。
私自身、車載の冷蔵庫としての使い方に限定されるので、冷蔵機能だけでいいんですが、冷蔵だけの単機能の冷蔵庫ってないんですね。なのでこの製品を選ぶ事になりました。
この製品は、冷凍庫としても機能するため、当然コンプレッサーも相応のものなんでしょう。118Lと言う容量に見合わない価格は、おそらく118Lの庫内すべてを冷凍庫として機能させる冷却性能を奢ったためではないかと予測。
切り替えのスイッチがこんな位置なのはちょっと不便。
カウンターの下に、操作用の窓が必要そうです。

起動電力が必要な時に一瞬回転が上がりますが、すぐに定常回転に戻るようです。
内装の基本骨格が出来上がったら、電気関係の能力テストですが、まだ随分先の話ですね。（汗）
冷蔵庫は、空いた時間に試運転して動作チェックします。
ちょっと動作させてみたところ、意外に音が静かで、初期の冷却動作もすぐに終えました。
悪く無い感じです。
保証が効かない使い方故、１台のみでは万一の時に不安です。
仕込み所のセカンド冷蔵庫として同じものを追加するのは、リスク対策として悪く無いアイデアかな？
因に、コンプレッサーはPanasonic製です。
サンヨー時代のこの製品はパナソニックのサポートになりますが、ハイアールに移ってからの問い合わせ先はハイアールのようです。
なかなか複雑な境遇の製品ですが、真っ先に切られそうなこういう個性的な製品が作り続けられているのは、意外に隠れたニーズがあると見て良いんでしょうか。