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2012年08月06日

次はマウントにチャレンジ

なんとかタイミングベルト交換をクリアした・・・事にして、(汗)
調子に乗って、次はエンジンマウントを交換します。
エンジンのスナッチが、ちょっと許容範囲を超えつつあるので踏み切ります。
10万kmを越えているので、マウントのヘタリは当然考えるべき事ですが、
ジャッキアップの折に、本来のジャッキアップポイントであるバンパー下の辺りではなくて、ミッション下に当てて持ち上げていたので、マウントを傷めた可能性もあります。
とにかく、エンジンマウントの交換はなかなかヘビーな作業なので、事前に情報収集をしてシミュレーションをしっかり行います。


「L.フロントストッパー」
これは、ベルト類交換の折に外した経験がある部分です。
交換は容易です。


「R.フロントストッパ」
こちらも見るからに容易そうです。


「サイドエンジンマウント」
タイミングベルト交換の折に、サポートボルトナットを外しましたが、
マウントの取り出しには、少しエンジンを下げる必要があるようです。


「トランスミッションマウント」
見たところ、この脱着は容易そうに見えます。


「リヤマウント」
エンジン後部に位置するマウントですが、この脱着は最も難易度が高いです。
このマウントは、エンジン後部のフレームに左右に走るリヤビームの上に載る形で、エンジンを支えているので、まずリヤビームを外さないとアクセス出来ません。
リヤビームは、マウントの中心ボルトの74Nmに次いで高いトルクの64Nmで、6本のボルトで固定されているので、なかなか力仕事です。
ただし、狭い場所での作業ではないので、固着さえしていなければ、おおきな問題はないでしょう。

さて、マウントの交換の敷居を高くしているのが、エンジンの支え方です。
整備書では、上から吊り下げる方式が取られていますが、それは無理。
ま、実家にある天井クレーンを使えなくもないですが、普通の人が出来る方法を考えます。
マウント交換では、たんにエンジンを支えるだけではなくて、少し上下に動かす必要があります。
クレーンなら出来ますが、持っているフロアジャッキでは細かな上げ下げは難しいし、リスクが大きいです。
特に下げでの調整は、出来ないと考えた方がいいので、一旦下げてから上げるときに細かい調整をすることになるでしょう。
そうなると、一定以上下がらないようなストッパーが要ります。
馬掛けて出来そうな気もしますが、保持の安定性が担保出来ません。
エンジンの上げ下げは難しいので、発想を変えることにしました。
逆に車体を上げ下げするのはどうでしょう。

こんな案配。
エンジンを外すわけではないし、今のところ、サイドマウントを外すために、少しだけエンジンを下げてやる必要がありそうなので、逆に言えば、少しだけ車体を持ち上げてやれば、出来そうな気がします。
エンジンは、ブロックのようなガッチリとした台に載せれば安定するでしょうし、車体は後輪が接地しているので、不安定にはなりません。
ストッパーは左右の馬掛けが機能しますし、高ささえ合えば、タイヤが接地するので、ストッパーは不要です。(下に入る時は、もちろん馬掛けしますけどね)
今のところ悪くないアイデアだと自負しているんですが、果たして・・・。

【HR-Vエンジンマウント関連整備書コピー】

投稿者 aw@bitlog : 2012年08月06日 05:57

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コメント

なんとなく納得
理屈はそんな感じですよね、いっそのこと門型でもつくっちゃえばどうですか?
町の鉄骨屋で10万もだせばできるでしょう、まぁチェーンブロックも必要ですが・・・
格安レンタルとかないんですかね

続報楽しみにしています

しかし劣化しない、ゴムの代用品ってないんですかね?
マウントにブッシュ・・・テフロンだとか?コストの問題なんでしょうかね
家電よろしく一定期間で壊れる・劣化する前提なんでしょうか?

ちなみにワタシは数ヶ月にいっぺんぐらいの頻度で、クレのラバープロテクタントを吹き付けてます(4箇所とも)
効果が出ているのかはわかりませんが、ゴムは柔らかそうです。
その他、保管タイヤのトレッド面にも吹き付ける検証も3シーズン目になりました
今だ別段トレッドが汚損されたり、ゴム質が問題になったようには思われませんので、今季も継続です
(前にも書きましたが、クレに問い合わせた上での大丈夫返答での実験です
まぁタイヤ4本すべてに吹き付けてるので、効果があるのかないのか比較できず、わからないというオチですけど・・・

投稿者 しんさん : 2012年08月06日 09:39

流石に門型は・・・。
1.5諭吉で、楽天にエンジンクレーンを見つけましたが、あれなら、用途が広そうで欲しいですね。
今回のアイデアが上手く行かなかったら、導入を検討したいけど、神戸には置くスペースがないです。

ラバープロテクタントは私も使っています。
NCのゴムの品質がイマイチで、ウェザーストリップに付けていますが、エンジンルームのホース類やタイヤのサイドウォールにも塗っています。
効果はあると思いますが、ゴムって動かさないと劣化が早くなるそうなので、特に動きが少ないところのゴムの硬化に対して効果があると思っています。

投稿者 aw : 2012年08月06日 10:44

イラストのアイデアは見るからに不安定に感じます。やっぱ上から吊るのがいいんじゃないかな。
足場パイプ(建築現場でビルの周りに組むパイプ)と専用金具で櫓を組むのが簡単でいいと思う。ヨイトマケで三角に組んだあれです。安いですよ足場パイプの金具も。
中心にチェンブロックをぶらさげれば1トンくらいは楽に上げられると思う。

投稿者 tamami : 2012年08月08日 14:30

一度にすべてのマウントを外すわけではなくて、一つずつ交換していきます。
なので、いきなりエンジンが転がることはないと思うんですが、どうでしょう?
エンジンを載せる台は、出来るだけエンジンの形状に合わせるべく、木片を並べます。
ま、一度チャレンジしてみて、可能性を探りたいと思います。
吊るなら、実家の倉庫の天井クレーンがあります。
1トンくらいは平気ですね。

投稿者 aw : 2012年08月08日 14:45

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