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2012年06月18日

化学物質天国

「胆管がん:西日本の校正印刷会社で多・・・」(毎日jp)

「第2の石綿」だそうで。
でも、印刷会社だけでなくて、塗装屋さんなんかでも、
「あれは、身体に悪いでぇ〜」って現場の人の声を聞くことは、ずいぶん前から聞いていました。
現場の人は、薄々感じていたんですね。
そもそも、市場に出回っている化学物質は2万以上。
そのうち、安全を確認されているものは1700程とか。
予想外ですけど、安全が認定されたものを使っているわけではないんですね。
つまり、安全を示すデータを公表する必要が・・・ない。
これって、驚くべき事ですね。
何が「安全、安心」だっつーの。
因みに、欧州では安全性を証明しないものは使用できないそうです。
ってことは、いわゆる「ケミカル」と呼ばれるような、ガレージで使う缶スプレーだけじゃなくて、食品を含む加工品に、安全を保証されない化学物質が使い放題ってことですかね?
それって・・・ナーバスになるくらいに、デンジャラスなのでは?

サンデーメンテナンスな私が使うケミカル類が心配になって、説明書きを見直してみました。
え〜っと、このパッキン剥がし剤は・・・界面活性剤、有機溶剤(ジクロロメタン、キシレン、イソプロピルアルコール)・・・

胆管ガンで騒がれている科学物資のジクロロプロパンではないけど、注意書きには、その毒性に関して詳しい説明があります。
人体にも環境にも影響がありそうなんだけど、これって誰でも簡単に入手出来ていいんですかね?
シリンダーヘッドの手当をするときは、洗面所で剥離剤を使ったり、キッチンでメタルクリーンに浸したりしていますが、目に刺激を受けて調子が悪くなります。
もうちょっと扱いに神経を使わんといかんですね。

投稿者 aw@bitlog : 2012年06月18日 19:58

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コメント

溶剤系は人体に影響が無い筈がありませんね。ものによっては強いものもあるでしょうから、十分に気をつけるに越したことはありません。換気を考えるとか。

溶剤が少なからず危険な物質だからといってこれも危険、あれも危険と規制だけが先走ってしまうととっても不自由な社会になりそうな気がします。使用者が危険を知って使うのがいいんじゃないかな。

逆に言うと、売られているのだから安全と考えるのはそれこそ危険だと思う。

投稿者 tamami : 2012年06月19日 13:14

たしかに、規制されて使えなくなるのも困りますね。
ただ、注意書きの表現がイマイチわかりにくかったりします。
「状況によっては防毒マスクを着用」なんてあるんですが、この状況の判断は難しいですね。
統一された表現があれば、一般消費者にとって選択の目安にしやすいですね。

投稿者 aw : 2012年06月19日 14:55

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