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2012年05月08日

小豆島パトロールデビュー!

そう言えば、小豆島って行っていないかも。
前日にそんなことを思い付いて、行くことに決めました。
島としてはとても有名だけど、
オリーブとか、「24の瞳」とか、
知っているのはそれくらい。
小豆島は、淡路島と違って橋で繋がっていないので、あちこちからフェリーで繋がっています。
宇野港からは、直通はなくて、豊島(てしま)の2箇所の港を経由します。
最も近い直島は経由しません。
直島と言えば、ベネッセコーポレーションが、アート主体の観光に力を入れています。
そのせいか、直島のフェリーに乗り降りする人は、お洒落な女性が目につきます。
「いっそ直島に・・・」って心は揺らぎましたが、帰れなくなるので、予定通り小豆島行のフェリーに乗り込みました。

宇野港から小豆島へは、豊島経由で約90分ほど。
20分足らずで到着するたこフェリーとは違って結構長旅です。
料金(宇野-土庄)は、二輪の750cc未満ってことで、1310円+1200円。
高速道路と違って料金設定は細かいですけど、125ccボディーのTLR200は、やや損した感じ?(^_^;

係のオッチャンが、TLRの固定で悩んでました。
クランクケースカバーの下に、車止めを3個重ねてたけど、効くんでしょうか?(笑)

あの対岸が四国は高松のようだけど、小さく妙な山が見えて気になりました。
後で調べると、五剣山とか。
すっごくそそる記事があったので、俄然四国で霊場巡りツーリングやりたくなりました。

90分後、小豆島に上陸!
人生初小豆島。(笑)
小さく感動するね。


より大きな地図で 天空の寺参り を表示

とりあえず、手始めに走ったのは海岸線。
ま、島だしね。
海岸線のひとつも走らないとかっこつかないです。
でも、毎度のことで、海岸線は単調すぎて飽きちゃいます。
国道436を走っていたら、何やら山腹にへばり付いたような建物を発見。
Garminで確認すると、その方向に通じる道があったので、行ってみました。

けっこうな上りをグイグイ上がっていくと、たどり着いたのがお寺の境内。
さらに上に参道が続きます。

この階段を上るみたい。

うへー、こりゃ絶景!

下から見えたのはこれかな。

本堂に向かって歩いていると、後から、相当にゴージャスな袈裟衣のご住職が歩いてこられました。
お経を上げられ始めたので、横で手を合わせていると、私の意を察してから、「本堂はさらに上にあるんですよ。そこから登れますので、言ってみてください。」とのお言葉。
で、「そこ」っていわれたのが、お堂の脇にある扉。
開けると、真っ暗でずっと先に光が見えます。
なんと、隧道になってます。

和尚曰く、「ここはパワースポットなんですよ」
なるほど、さっきから感じていた気は、そう言うことだったんですね!(汗)
お堂は半分岩壁を掘られた形になっていて、その隧道を通ってお堂の背後を通り、さらに上の本堂に通じています。

隧道から出るとこんな塩梅。

うはー、絶景!
こりゃ精つくなぁ。(笑)
「西の瀧 竜水寺」ってとこらしいです。
観光スポットでもないですけど、境内から眼下に瀬戸内の海を見下ろす風景はなかなか感動です。
帰り際ににお茶を勧めてくださった手伝いの女性の、「住職はパワースポットって言い張ってますね」
っていい方が愉快でした。

さて、フェリーで帰らねばならないので、ゆっくりは出来ないです。
小豆島に来て、オリーブものを味わないのもどうかと思うので、道の駅に向かいました。

お約束のソフトクリーム、オリーブの葉が煎じてあります。
味は、僅かにオリーブの香りを感じるけど、ちょっと足りないかな。
オリーブの実が載っかっていると、インパクトあるし、そうすればブログ的にもいいんですが。
オリーブオイルが入っても良いと思うけど、凝固点が高いからダメかな?
オリーブチョコレートは、オリーブの香りも強く良かったですね。

さて、福田港までは、やっぱり海岸線を避けて山側を走ることにしました。
県道29号は、路面も良く走りやすい道です。
TLRはやや力不足か。
ここも大型バイクやクルマのほうがお似合いな感じですねえ。
風景は男性的で、地殻の褶曲を感じるようなダイナミックさがあります。
その昔は、火山活動が盛んだったみたいですね。
淡路や瀬戸内の穏やかな山を見慣れた目には、新鮮に感じます。
TLRでのんびりトレッキング出来るような小径は少なそうだけど、冒険心を刺激される島ですね。

18:20分の季節便で姫路に向かいます。
姫路まで、750cc以下のバイク+大人で2700円。
1時間の旅です。

さよなら小豆島。
また来ます。

さて、姫路港に着くとすっかり日は落ちています。
6Vのライトで神戸までの夜道は気が進まないなと思ってライトを点けると、
むむ、メーターが暗いまま。
球切れです。
これで、神戸は断念。
ずっと近い実家に戻ることにしました。

*おまけ

翌日、3日目のツーリングに向かう私を見送る家臣の者達。

【小豆島所感】
もっと穏やかなニュージーランドみたいなところかと思っていたら、全然違ってました。(笑)
地形的特質も香川県に近いようですね。
小排気量のバイクで楽しめる小径には巡り会わなかったんですが、冒険指向は高そうです。

【TLR】
故障はメーター球の球切れ。
後は到って快調。
燃費は、37〜47.9km/l。
3日間の走行距離は680km程。
エンジンも快調でだいぶ調子が出てきたみたいです。

プラグを見ると、やや焼けすぎ?
カーボンが溜まって圧縮比が上がった事が原因ではと想像しています。
1番上げますかね。
早く、ヘッドを開けてみたいです。
翌日、チェーンのメンテとエンジンオイルの交換を行いました。
お疲れ様です。

投稿者 aw@bitlog : 2012年05月08日 10:14

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コメント

小豆島って意外と岩の島ですよね、小豆の島で農地主体かと思ってました。
まだ一度しか行けてませんが、道路は結構整備されてますよね。
ちょうどNBを手放した後でステップワゴンで走りましたが、残念で仕方なかった・・・
連休でも交通量少ないですね!小豆島スカイラインなどを使って周回コース、バイクのイベントなどには良さそう。
マン島レースみたいなのをやっても面白いのにな。

相変わらず臭覚というか本能というか・・・面白いスポットに遭遇されますな。(^_^ゞ
それにしても日帰りでしたか!今回のムービーは男前が拝めなくて、ちと寂しい・・・

投稿者 路渡カッパ : 2012年05月09日 14:57

改めて調べてみると、
小豆島って、オリーブ、醤油、素麺、ごま油など、メジャーな会社があって、自活力の高い地域なんですね。
私もロドで走りたいと思いましたけど、フェリー代が高いですね。
フェリーのキャパもありますし、連休でも混まない理由じゃないでしょうか。
橋があるのに、原付や自転車が行けない淡路島に較べて、
橋がないために、フェリーを使える小豆島です。
ブラックジョークのような話です。(笑)
臭覚じゃなくて嗅覚でお願いします。(^_^;
男前は、反響・・・じゃなくて苦情が出ると困るので封印です。

投稿者 aw : 2012年05月09日 15:39

小豆島にあんなパワースポットがあるなんて知りませんでした。行ってみなければ!
動画みましたが、鼻歌歌わないんですね?
ツーリング中は独り言言いながら走るのが好きなので、
エンジン音だけっていうのがなんとも不思議です。
え?しゃべりながら走る方が不思議ですか?そうですか。

投稿者 nibochi : 2012年05月10日 20:53

私も知りませんでした。
もっと穏やかな島かと思ったら、意外にごつかったです。
鼻歌ですか・・・、稀に歌うこともありますよ。
「丘を〜越えてぇいこ〜よぉ・・・」みたいな。(笑)
でも、下手な歌がヘルメットに籠もって自己嫌悪になります。
排気音マニアもいらっしゃるので、そこに雑音が加わると、苦情が出ると思うので、出来るだけ余計な音は入れないようにしています。
ま、苦情以前に、自分の下手な歌声を、世界に公開する勇気はないですが。(汗)

投稿者 aw : 2012年05月10日 21:44

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