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2012年05月05日

天空の城を訪ねる

たまたまテレビを見ていたら、「天空の城」とか「日本のマチュピチュ」とか、
そそる言葉で形容された城跡の話題をやっていたので、勢い言ってしまいました。
場所は意外に近くて、朝来にある竹田城跡がそれです。


より大きな地図で 天空の城を目指す を表示


*今回、動画の編集は、YouTubeの動画エディターでフルに行いました。
出来ることは限られているけど、操作性はなかなか良くできているし、HD動画の編集を行えるので、十分に使えます。
GoProで撮影したまんまの細切れのMP4ファイルを、公開の制限をした状態で一気にアップし、エディター上で繋ぎ合わせました。
タイトルや吹き出しも後から編集可能なので、私のような記録中心のムービー作成には不足ないです。
あとは、音楽の編集の自由度が増せば、最高ですね。

ルートはいつものR428から朝来まで、ほぼ斜めに北上します。
中国縦貫道に突き当たるまで、手頃なワインディングのほぼ走り良い道で、時折、アップダウンもあって、ややアドレナリンが出るような気持ちの良いうねり具合もあります。
朝来までは、普通なら丹波から回るか、福崎から北上するところだけど、折角なので気になっていたr367の峠越えです。
Google mapsで見る限り峠付近で途絶えていますが、ブログ記事などを探すと、しっかりと舗装路があるようです。
まぁ、こんなことは良くあります。

そんな峠に到る前に、越知町があります。
ここがなかなか良さ気。
天然ミネラル水の水飲み場は、タンクや大量のボトルを抱えた人が大勢います。

濾過したものは有料で、そうでないのは無料みたい。
こういう水汲み場の常で、やたらと大量に持ち帰る人がいるのは、あまり良い景色じゃないですね。
食べ物も気になるし、川でカヌーにも乗れるってことなので、
今度、泊まりでゆっくりカヌー三昧しようかと思います。

r367の峠では、タラの木があちこちに見えます。
ってか、この時期、ちょいと山側を走ると、もうそこら中に見つけられるんですね。
でも、道ばたのタラの木は、大概枝を折られたり切られたりしていて、既に芽は取られています。
あるのは、既に高木になって届かなくなった枝のみ。
今年はすでに葉になりつつあるので、来年こそタラの芽を狙います。
高原などの気温が低いところは、まだいけるかも。

さて、目的地の竹田城は、播但線竹田駅の近くから登山道を登ります。
西側からクルマで近いところまで登れるみたいですが、登山道を登ることにしました。

バイクを停めたところは広めの芝生になってましたが、どうやらかつての城主の屋敷の跡らしいです。
そこから、脇の登山道を登ります。

竹田城は標高350mほど。
こんな登山道を高低差150m、距離800mほど歩くので、ヒールやサンダルでは無理です。
レジャー気分満点のカップルなどが向かおうとしていましたが、しばらく歩けば険悪なムードになるのが容易に想像される、それくらいに楽ではないです。

そろそろしんどくなった頃、竹田城の石垣が見えてきます。
近世に仕上げられたお城なんで、石垣の精度は高いです。

全容はなかなか実感できにくいけど、かなりの規模であることは間違いないです。
この石垣にお城が建っていたと思うと、実にスケールの大きな話です。
建設機械もトラックもない時代に、この山の頂を切り崩し、膨大な建設資材をここまで運んで築城したエネルギーはハンパ無いです。


東側。


南側。

山頂から四方を見ると、この地が東西医南北の通行の要所であることがわかります。
戦略上の理由が大きいでしょうけど、ここを通る度にこの城を見上げるがゆえ、権威や勢力の象徴でもあったんでしょうね。

【日本のマチュピチュ?天空の城 竹田城跡】

すっかり満足して登山道を下り終えた頃、
ややファットな感じの中年のカップルとすれ違いました。
二人とも既に息が荒くなっています。
先は長いけど、頑張ってください。

屋敷跡に主を待っていた愛馬TLRに跨って次に向かうは、実家近くに発見した林道。
とりあえず、近くの「ややこしい道」に突入。
r527>r136>r70>r6は、舗装路ながら滋味溢れる良い道でしたが、停車中にGoProの電源を入れたままでメモリーフル。

稲津村の「四季旬彩」って旧い日本家屋の料理屋でランチ。

建物はありがちな感じではあるけど、作られた感はないです。
でも、全体に控えめで地味な印象。
料理は、2500円のお膳。
丁寧で手作り感があって、旅館の料理ってかんじ。
この手の田舎料理を期待する分には悪くないけど、やっぱり、ここというポイントにかけるので、印象に残りにくいです。
もう少し、狙いをはっきりさせて、伝える工夫をすれば良くなるでしょうね。

三日月本郷林道です。
実家の山の境界チェックの時に、すぐ近くを通っている事に気が付きました。
三日月側は土が多く、本郷側は新しい砂利が多いです。
引き締まってはいるので、まぁまぁ走りやすいです。
貴重なダートです。

GWの前半戦はここまで。
実家で1日休憩をとって後半戦に備えます。

投稿者 aw@bitlog : 2012年05月05日 09:33

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コメント

ここ、一度行ってみたいスポットのひとつです。やっぱりキツそうですね、登るの。
トライアル車OKにすれば喜ぶ人が多いでしょうが、絶対アカンでしょうね。
三日月本郷林道も良さそうですね!周回コースがとれるのかな?
動画、最後の自画撮りは、笑ってもいいオチ?(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2012年05月06日 11:54

別ルートで行けば、山頂近くまでクルマでも行けるみたいですよ。
登山道は、腕に覚えがあれば、行けると思うけど、すぐに路肩が削れてダメでしょうね。
三日月本郷林道は、通り抜け出来ます。
柵もないけど、そもそもオフローダー人口が少ないので、独り占め状態ですね。
害獣の駆除の期間は、撃たれないように明るい色のジャケットがお奨め。(笑)
ビデオの最後の自画撮りは、お目汚しかと思ったけど、編集が面倒だったので、そのままです。(汗)
最後まで見る人が居るとは思わなかったので・・・(笑)。

投稿者 aw : 2012年05月06日 20:54

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