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2012年02月13日

高架下のディープな世界

膝を痛めて、すっかり傷病兵の気分でバスに揺られて着いたのがJR神戸駅。
このまままっすぐに自宅に帰るのは忍びないので、神戸駅から元町、三宮と高架下を歩くことにしました。
高架下も、元町近辺までは散策したことあるけど、神戸駅付近までは未体験でした。
この高架下の商店街は、通称「モトコー」って呼ばれています。
「元町」+「高架下」の造語だとか。
元町駅から神戸駅に向かって、モトコー1からモトコー7までのエリアがあります。
通称は「モトコー」ってはずなんですけど、実際は「高架下」ってザックリ呼ばれているんだとか。
「E電」が広まらずに「山手線」のままだったってーのと近い感じ?
秋葉原なんかもそうですが、中心地から離れるほどにコアな雰囲気が強くなります。
今回は、もっとも元町から離れたモトコー7から潜入でししたが、コアってーより寂れた感じ?
閉店のお店も多いみたいで、ちょっと寂しいです。

モトコーの詳しい情報はこちら(「元町高架下(モトコー)マップ 」)にあります。

モトコー4の元町から神戸方向の雰囲気。

さすがに見かけなくなった黒電話。
女の子に電話するときなんかのダイヤルを回す指の緊張を覚えてますね。
で、電話に出たのがお父さんだったりすると、その場で切っちゃったり・・・(笑)

オリベッティのタイプライター。
これが目法きれいで、マジ見しました。
「ダイヤルを回す」や「文字を打つ」なんて言葉がリアルだった頃のプロダクトですね。

SINGERのミシン。
ここのお店は、旧いラヂオなんかもあって、なかなか王道を揃えています。

モデルガン店。
小さなお店ですが、なかなか充実した品揃えに見えました。
「神戸」と言う土地柄か・・・(汗)

ローマやバルセロナにあってもおかしくない設えのブティック?
シブカッコイイです。

ボクシングのジム。
ボクソサイズかな?
意外性がありました。

長くワープロ専用機ファンって人が居ましたけど、今でも居るんでしょうか?
ワープロ専用キーボードを売れば人気が出そうな気もしますけどね。

世田谷から居なくなったと思ったら、ここで地球の平和を守っていました。
他には、ペコちゃんやケロリンもお約束です。

このモダン家具の展示は、このエリアでは異質ですね。
このリップソファーは本物でしょうか?
佇まいはなかなか良いです。

このゾーンは、なかなかディープな感じで、時間を変えて、じっくり散策してみたいですね。
そんなわけで、傷病兵は三宮からタクシーで帰還しました。

投稿者 aw@bitlog : 2012年02月13日 09:01

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コメント

高架下 久しく行ってません。
あの疎らな人通りがなんとも言えないです。
ちょっと怖かったりもしました。
タイムスリップしたみたいで 面白いでしょ。

投稿者 ネエサン : 2012年02月13日 11:44

中国とか台湾だと、立ち入る勇気はないですね。(笑)

でも、そういう猥雑な雰囲気ってーのは魅力ですね。
ちょっと廃れている感じもあるけど、時代の空気から言えば、盛り上がりそうな気もします。

投稿者 aw : 2012年02月13日 11:57

こういう雰囲気の場所は京都には無いような気がします。
ある意味、僕らは「神戸」を強烈に感じる場所でもあり・・・(^_^ゞ
だから神戸に行った時は機会があれば覗いてみてますよ。
端から端まではまだ行ったことが無いですけど。

投稿者 路渡カッパ : 2012年02月13日 23:00

確かに、京都には見かけないですね。
この雰囲気に近いのは、秋葉原のラヂオセンターですね。
共通項は、戦後まもなく興った闇市の名残かと思います。
再開発などで、この手の雰囲気の街は無くなる傾向ですが、
高架下という特殊な構造物ゆえ、震災でも被害は最小限だったらしいです。
コアな観光資源として、もっと注目されていいと思います。

投稿者 aw : 2012年02月14日 00:14

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