« 定番にしたい、んだけど。 | メイン | 冬もバイク、の為のアイテムその1 »

2011年11月14日

秋のお尻耐久ツーリング

10月下旬の暖かさかとかで、思いの外暖かかったので、
さて、実家への帰還は、BAJAでのツーリングと洒落込もうと思ったものの、
ここの所すっかりお気に入りのTLRで、さてどの程度距離を伸ばせるかと思い至り、
今回の実家への道草ツーリングの相棒に選びました。

今回のプランは、いつになくアバウト。
とりあえず、研峰高原のススキを見て、
勢いで、島根の智頭のカフェに行くすがら、
途中、目に付いた林道に突入しよういう魂胆。
ま、てんこ盛りというか、
贅沢というか、
無茶というか、
そんないいかげんな計画です。

【走行ログKMZファイル】

出だしは、いつものようにR428。
いつものように、道の駅「淡河」で黒ごまアイスで一服して計画を練ります。
このまま、斜めに多可町まで北上、
県道8号で、西進して広域基幹林道峰山線に入ります。
多可から神崎までは高坂峠を越します。
トンネルを使えばすぐだけど、つまらないので旧道で峠越えをしました。
旧道といっても、廃道のような廃れた感じはなくて、沿道は下草刈りなどがしてあります。
秋の味覚「あけび」を探しましたが見つかりませんでした。

広域基幹林道峰山線はトリッカー、BAJAなどでも来ていますが、良く整備されているし、カーブも緩いので、景色を堪能しながらまったり走れます。
クルマでも無理なく走れる道だけど、車幅はないので、コンパクトなバイクがお似合いです。
ここに至るまでのヒルクライムを厭わなければ、MTBも悪くないと思うけど、自転車はあまり見かけませんでした。

研峰高原は“ノルウェーの森”の前でカフェタイム。
コーヒーと揚げドーナッツ。
ススキがステキ。
背後で、大根と焼き芋、それに釜飯を売り込む声がするけど、
あまり売れていない様子。
てか、“ノルウェーの森”で売り出しているのに、
大根と焼き芋と釜飯は、ちょっと遠いのではないかと。(汗)

今や、日常的に通行の理由がない林道は、殆どゲートで閉じられています。
それは、鹿などの野生動物から農作物をも守る為だったり、不法投棄を防ぐためだったりすると思われます。
ただし、多くのゲートはこんな扉状で、鍵が付いているわけではないので、自分で開けて入ることは可能です。
つまり、侵入を禁止しているわけではないようです。
ゲートがなかったので、突入した林道の出口が閉じられていて、ちょっと慌てましたが、やはり鍵はなかったので、無事出ることが出来ました。

波賀の農協で行われていた秋祭り。
農作物の品評会やってました。
無料で振る舞われていた豚汁と、出店で自然薯ご飯とおでんを頂きました。

フォレストステーション波賀
町営のアウトドア関連施設・・・かな?
とっても気合い入れて整備されてます。
MTB,キャンプ、レストラン、アスレティックと何でもあり。

波賀町と言えば、林業です。たぶん。
例によって、ちょいと脇道に入ったら、こんな木材の「巣」を発見!
こんなに沢山の木材を見ることは、あまりないので、記念に撮りました。
特に、“木材マニア”とかではないです。

今日のハンドル回りはこんな案配。
ヘッドライトを補うハンドライト、Garmin nuviと予備バッテリの電池パック。
電池パックの取り付けは、出発直前に間に合わせたのでかなりズサン。
でも、とりあえず、合計で7時間くらいは保ったかな?
ただし、電池の電極が擦れていたので、車載はトラブルの元になりそうです。
充電バッテリーの方がいいかも。
別途GPSの60CSは、ログの記録用。
こちらは、1日バッテリーが保ちます。

途中で、リヤランプを固定するボルトの緩みに気が付きました。
ここのボルトって、とっても締めにくいので、帰ってから締めることにしましたが、脱落しないか気が気じゃなかったです。

走行距離は、行き帰りで400km弱。
注目の燃費は、38〜45km/lとぐっと良くなりました。
ジェットニードルのクリップ位置を少し薄めにしたことが、効いているのか、
キャブ全体のセッティングが出始めたのか。
11丁だし、峠も走っているので、やや良すぎるし、
加速のフィールに気になる点もあるので、プラグの焼け方をチェックします。
エンジンの調子はすこぶる良さそうだけど、排気が当たるナンバープレートの裏側はススで汚れるのが気になります。
燃調が濃いからススが出るというよりも、原因は他にありそう。
オイルの減りは早くはないけど、そのうちエンジンの腰上を開けて、状態を確認したいです。
キックアームのストッパーは、1日でプレートが曲がるようです。
このままだとパックリいくだろうから、しっかり補強を入れたいところ。
お尻は、思ったほど痛くなりませんでした。
可能な場所ではスタンディングだし、停車中はべったり足が付くので、意外に平気です。
それにしても、TLRは、乗っていると楽しいです。
とにかく速度は出ないものの、走り出している限り、振動や排気音、路面の凹凸が五感に伝わり飽きません。
トリッカーやBAJAだと、遅すぎて退屈しそうな速度でも、TLRだと十分に味わえてしまいます。
恰好で買ったバイクだけど、これはスルメみたいなバイクですね。(^_^;

#二度ほどスピードに取り締まりに遭いました。
一度目は、脇道を走っていたためにスルー。
二度目は、違反速度に達せず。(^_^;
速度違反をしない自信あります。

【追記】
登りはいいですが、下りのスタンディングでは、首と腰が疲れます。
ハンドルを、後2、3センチ高くすれば、ずっとラクになると思います。

投稿者 aw@bitlog : 2011年11月14日 14:10

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/3047

コメント

いつになくTLRがどっちゃりヽ(´ー`)ノ
さっと読んでしまうのは、もったいないので後ほどじ~~っくりと
読むのです(美味しい物は先に食べる?後にする??)
ボクは、後タイプなので流行にいつも乗り遅れます('A`)

投稿者 サカテツ : 2011年11月14日 17:40

もっと簡単にレポートできるようにならないものですかね。
走っていると、停まって写真を撮るのが面倒になって、ビデオ頼みになるものの、ビデオの編集がメンドクサイ!
だれか、「簡単ツーリングレポート作成ソフト」作ってくれないものでしょうか。

投稿者 aw : 2011年11月14日 20:31

TLRのシートで400kmですか!何かお尻が痛くならないコツを会得されたとか・・・?
ダート道は残して欲しいですね、オフ二輪車にとって舗装路に浮いた落ち葉や土、砂利の方が危険極まりない。(+_+)
私も日曜日、久々にXLを転がしました。30kmほどですがね・・・
先日の1京都さんの整備のお蔭で、エンジン1発始動!今までに無く快調でしたよ♪

投稿者 路渡カッパ : 2011年11月15日 00:25

>お尻が痛くならないコツ

出来るだけシートに座らないことですね。
いやホンマに。

落葉や苔は滑りますね。
立て直しようがないです。
舗装路は転けるとダメージも大きいし。
好みは、締まった土のダートです。


投稿者 aw : 2011年11月15日 02:40

これで400kmはたいしたもの!
さすがニイサン。ツラの皮同様、お尻の皮も厚いんですね(^_^)/

投稿者 Nylaicanai : 2011年11月15日 07:18

400kmといっても、200km×2ですけどね。
お尻の皮は兎も角、面の皮の厚さだけは、社長の足下にも及ばないですよ。(^_^;

投稿者 aw : 2011年11月15日 07:41

TLRの調子良さそうに見えますねー。
回転の落ちもスムーズみたいだし、燃費もそうとう伸びてるようで、そろそろ好調発言してもいいのではと(;´∀`)
ボクのTLもマフラーからのススが若干出るのですが、こんなものなのかなーっとも思ってます。
もし改善できる方法がわかりましたら教えてくださいm(. _ .)m

投稿者 サカテツ : 2011年11月15日 18:26

体感としては、悪くないですね>エンジンの調子。
でも、ススは気になってます。
そんなものだと言われれば、そのとおりかも知れないですね。
この当時の部品の公差は、今よりもずっと大きいはずですから、当然と言えば当然かも知れないです。
90年代のBAJAが出すススは僅かですし、2004年のトリッカーは、ススは出ません。
ススが出ると行っても、目に見えて黒煙が出るわけではないので、問題にするような事ではないかも知れません。
ただ、公差以外の原因があるなら、改善したいと思います。
私のTLRは、トルク感は悪いとは思わないですが、回転の上がりや落ちが、今一歩スムーズでない感じを受けることと、その際の振動もやや大きく感じます。
なので、機会を見て、腰上の分解と公差のチェックなどしたいと思っています。
好調宣言は・・・いつになるでしょうか。(^_^;

投稿者 aw : 2011年11月15日 20:15

ヨンヒャッキロですか、凄いですね。とても真似できません。

排気が当たる部分にススがつくのは仕方ないですよ。
いくら好調なエンジンでも付きます。
燃費も正常みたいですのでこれでOKでしょう。

TL系は飛ばす気が起きないのが利点ですね。
のんびりと景色を見ながらねずみ取りも気にせずに走れるので大好きです。

投稿者 1京都 : 2011年11月16日 11:16

尻の皮が厚いみたいです。(笑)
時々スタンディングしていれば、意外に平気でしたね。

ススは仕方ないですか。
ま、最新のバイクじゃないですしね。
プラグは、電極部はやや白く、回りはススがあります。
ススの付き方は減ったものの、加速のフィールに若干気になるところがあるので、クリップ位置を元に戻して見ます。
この頃は、チョークを引かないと掛かりづらくなりました。
ただし、チョークを引いたときの回転は、通常アイドリングレベルなので、低回転での燃調はもう一押しかもしれません。

ホントに飛ばす気がしないですね。
ってか、飛ばすと楽しくないです。
腐ってもトライアラーですし、
舗装路で飛ばすと、間違った使い方をしている気になります。(笑)

投稿者 aw : 2011年11月16日 11:36

TLRのチョークはただのチョークでアイドルアップの機能はありませんので
チョークを引いてもアイドリングは上がらなくて正常ですよ。

私はノーマルのTLRエンジンでクリップは3段目にしていました。
キャブやエンジンは個体差があるので全く参考になりませんけどね。

投稿者 1京都 : 2011年11月16日 22:14

ああ、あれで正常なんですね。

ってことは、問題は、ゴミによるオーバーフローくらいですかね。
今のところ、リザーブにしない限り調子はいいみたいですが、
タンクの錆は、そのうちフィックスしないと・・・。

投稿者 aw : 2011年11月16日 23:15

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)