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2011年08月05日

天までとどくか?「SKYACTIVE」

さて、話題の「SKYACTIVE」デミオです。
マツダというのは、ちょっと変わったメーカーで、誰もやらないことをやりたがります。
ロータリーエンジンなんて、世界中でやっているのはマツダだけですし、
オープン2シーターを復活させたのもマツダです。
他の誰もが考えないことを、必死でやり遂げるのはこのメーカーの特徴みたいです。
もっとも、誰もがやっていることをやっていては、勝負が見えていたからなんていう背水の陣であったことも事実でしょう。
省エネルギー技術では、水素エンジンの開発を進めていたものの、今対応できる技術を持たないマツダが、背水の陣で臨んだのが、この「SKYACTIVEテクノロジー」だったのかも。
ともかく、既存の技術を極めることで、省エネ性能を高めるという発想は、とてもステキだと思うけど、決断してやり遂げるのは相当に大変だったでしょうね。
ハイブリッドエンジンは、省エネルギー性能は上がるものの、余分なバッテリーやモーターが増えるので、車体も含めれば、省エネルギーに相反する部分もあります。重くなった車重分をカバーしないといけないし、コストにも跳ね返ります。
なので、燃料の消費は少ないけれど、純粋にエコロジーとはいいきれない感じ。
ところが、スカイアクティブエンジンは、何も追加しないまま省エネルギーを達成するので、確実にハイブリッド車よりもエコロジーと言うことになります。
一部の曇りを取り払えないハイブリッド車に対して、まさに晴天のエンジンということになります。
スカイアクティブテクノロジーは、エンジンだけの話でなくて、高圧縮エンジンを中心としたマツダの新世代テクノロジーの総称らしいですが、ライトウェイトスポーツにピッタリな技術ですし、
スカイアクティブ次期ロードスターへの期待は、否が応でも盛り上がるってもんです。
とりあえず、デミオ試乗したいな。


投稿者 aw@bitlog : 2011年08月05日 09:21

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コメント

ガソリン車なのにハイブリッド並みの燃費・・・これほど素晴らしいことは無いのに。実際ディーラー会などでのハイブリッド車との並走テストでもほぼ変わらない燃費のようです。
しかし、世間はどうも「ハイブリッド」って言葉が好きみたいで。(^_^ゞ
マツダの思惑では、宣伝しなくても報道がもっと大騒ぎしてくれると思ってたようです。
それでもまぁ販売の出足は好調なようで、ひと安心♪
この後、アクセラもマイナーで出て、CX-5がSKYACTIV技術完成型で出るのでしょうが、
マツダは確か、2年後くらいにトヨタからハイブリッドシステム供給を受ける予定。その時に、やっぱりハイブリッドですよって言うんだろうか(笑)
当然SKYエンジン+モーターにすれば最強!トヨタがそれが分かってて供給してくれるのか?とにかく面白くなりそうです。

投稿者 路渡カッパ : 2011年08月05日 19:32

2年後には、ハイブリッド車の性能が上がって、「ハイブリッド車と同等」と言えないから?
どうせなら、ハイブリッドと対決するほうが、インパクトはありますけどね。
マツダって、相変わらず、生真面目というか、宣伝ベタですね。
大きく変わったことをイメージづけるお色直しのコストを省いて、マジメに改良に割いています。
そこがいい所なんですけどね。

投稿者 aw : 2011年08月06日 05:32

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