« 極の美 | メイン | 真剣にヤバかった瞬間 »

2011年07月12日

TLR、最後の不具合

TLR200の弱点は、プアなドラムブレーキと6Vの電装であることは間違いないです。
ドラムブレーキをディスクに変えたり、6Vを12Vに変換する「強者」もいます。
私は、強者ではないけれど、お手軽に出来るならあやかりたいものです。
まぁ、そんな夢みたいな事を考える前に、ニュートラルランプが点かない原因を探りました。
他のランプも調べると、ハイポジションのランプも点きません。
なので、まず球切れを疑いました。
毎度の事ながら、TLRのメーターカウルは、工具が無くても外せるので助かります。
いかにも、補器類は外して、トライアルやってちょ、ッテカンジで嬉しいですね。
電球のホルダーも引っこ抜くだけ。
で、電球を見たら、ビンゴでした。

嬉しいことに、エンジンも不調も直っていました。
キャブレターを組み込んだ時に、しっかりエアクリーナーに連結していなくて、二次エアーを吸っていたために、アイドリングしなかったみたいです。
まったく、素人はこれだから困る。(汗)
アイドルスクリューとスロースクリューをしっかり調整すれば、ほぼ完璧でしょう。
ハンドルグリップも、神の声に従い、パーツクリーナーでスポンと取りつけたし、
電球を交換すれば、TLR200のレストアは終了です。
あとは、トリッカーのみ。
トリは、再度タペットの点検ととステムの点検ですね。
BAJAは完調ですが、出来れば、キャブレターのスロットルバルブの張り付きを無くして、超スムーズなアクセルワークを実現させたいところ。
あれが唯一の欠点ですから。

【追記】
電球を探しましたが、6V3Wはなんとかなるとして、6V1.7Wってーのが無い!
ここは、ひとつ現代のテクノロジーで、LEDを自作したいところですね。
四半世紀前のバイクだけど、随所に最新テクノロジーみたいな。(笑)

投稿者 aw@bitlog : 2011年07月12日 15:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/2869

コメント

レストア、修理・・・順調なようですね。ツマンナイ
>あとは、トリッカーのみ。
期待してますよ、楽しませてくださいな。(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2011年07月12日 19:15

雨上がりの涼しい夕方、近所を走らせました。
まだ、アイドリングが調整しきれていないですが、ええ感じですよ。
ブレーキの効きの悪さも徐々に慣れつつあります。
ただ、シートがツルツルでお尻が前にすべって、「ウンコ座り」になってしまうのは、困りものです。
あと、ホイールのブレが、許容外ですね。
スポークを張って、振れを調整したほうが良いみたいです。
とにかく、無事乗れるようになってホッとしました。
トリッカーは、エンジンの調子自体悪くないんですよ。
ただ、タペット音が気になるので無理は出来ない感じです。
それにしても、今のバイクはスムーズで乗りやすいのは間違いないです。

投稿者 aw : 2011年07月12日 19:28

うちのトリッカーも昨日タペットねじ交換しました。
やはりin側の頭が少し平らになってましたしex側も筋が出来てました。
タペット音は圧縮上死点で出してるか要確認。
排気上死点はオーバーラップがあるので
ここで調整してるとかなり音が出ると思います。
調整ねじを決めてもナット締めこむとかなりズレますので、クリアランス取ったらもう一度クランク回して再計測がお奨めです。

投稿者 箱 : 2011年07月12日 19:52

同じですね。
うちのは、イン側は削れてました。
そういえば、クランクを回してから再計測していなかったかも。
ナットを締めた後に、計り直していましたけど、回した後はやってませんでした。
そう言えば、タペットをまとめて3組くらい買っておくんでした。

投稿者 aw : 2011年07月12日 20:12

えーとっ、揚げ足を取る様ですみません。
二次エアとはキャブの二次側からのエアの吸い込みのことで
エアクリ側は一次側となり関係ないはずですが?
エアクリのバンドを締めていなくてもほとんど害はないと思います。

トリッカーのタペットってそんなに弱いんですか?
私はTL系のエンジンは6台くらいフルOHしましたが
タペットスクリューを交換したことはありません。
摩耗していればオイルストーンでRを付けた形状に修正しています。
バルブの頭は平らに修正します。
クリアランス調整も雑な私はシックネスゲージは使いません。
指先の感覚でガタを見て判断しています(^_^ゞ
多少の音はメカニカルノイズだと自分に言い聞かせていますので(笑)。

投稿者 1京都 : 2011年07月12日 22:39

>二次エアー

ああ、そうなんですか。
私のお得意の「知ったか」みたいですね。
以前にも、BAJAで同じ事をやって、エンジンがヒート気味になって不調になりました。
この時は、インダクションだったかな。兎に角、エアクリを経由せずに直にキャブに空気が流入する形になっていました。
しっかり、エアクリからのみ空気が入るようにしたら、直りました。
症状としては、特に高回転を回している時は調子が良いですが、エンジンが熱くなった後、アイドリングが落ち着かず、スロットルバルブが張り付き気味になりました。
何気に燃調が薄い症状に思えたので、エアクリの流入抵抗は燃調に影響しているものと想像しました。
単純に、エアーの浄化の為だけであれば、私の予想は大ハズレですね。
もっとも、タンクキャップの問題も微妙に絡んでいるので、断言も出来ないですが。

さて、現行トリッカーのタペットの強度はどうなんでしょうね。
そもそも私もタペットを交換したことなかったんですが、ヤマハの販売店では、交換を勧めていました。
私の指は、1京都さんのように繊細ではなさそうなので、シグネスゲージ+マイクロメーターのお世話になります。
トリッカーは、現代の静かなエンジンなので、メカニカルのノイズと割り切れません。
TLRなら、まぁ古いしなぁって納得するんですけどね。(笑)

投稿者 aw : 2011年07月13日 05:24

言葉足らずだった様ですみません。
もちろんエアクリ側でも燃調に大きく影響します。
たとえばエアクリ入り口の吸入ダクトをはずしただけでも
燃調が薄くなってメインジェットを#10あげるくらいの変化が出る場合もあります。
もちろんエアクリを経由せずに直にエアを吸っていれば多大な影響があります。
以前エアクリのバンドを締めていないのでと書いてあった記憶がありますので
それくらいなら影響はないと書いた次第です。

12v化はそれほど敷居は高くありませんよ。
もしやられるのであればご相談ください。

投稿者 1京都 : 2011年07月13日 09:02

そうですね。
TLRは、バンドを締め忘れました。
ただし、いったん分解清掃したキャブの結果かもしれないので、
やはり、一概にバンド閉め忘れの影響とは言えないかも知れません。
今度、一度、バンドを緩めて実験してみます。

12Vは、難しくないですか。
であれば、将来のことも考えて、何かと制限がつきまとう6Vとは縁を切りたいですね。
その場合も、LED化は平行して進めたいので、今回は、メーターランプのLED化を実験としてやってみようかと思っています。
無駄になる可能性はありますけどね。
12V化の折には、よろしくお願いします。

投稿者 aw : 2011年07月13日 09:18

投稿者 1京都 : 2011年07月13日 10:31

神様、有り難うございます。
さっそく、発注します。m( _ _ )m

投稿者 aw : 2011年07月13日 10:40

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)