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2011年05月03日

山菜探しの千種・智頭ツーリング

4月30日、山菜探しを探しにちくさ高原まで2号を走らせました。
ちくさ高原へは、佐用からr72で北上します。
r72は、この辺りにありがちな、高くはない山の間を、千種川伝いに走る道です。
景観が開けているわけではないので、爽快感は薄いけど、交通量は少ないので、「先導車」さえいなければ気落ち良く走れます。コーナーは緩いので、のんびりドライブですね。


より大きな地図で 20110430智頭 を表示

r72は、ちくさ高原に近づくに従ってどんどん標高が上がり、クネクネ指数が高くなります。
デコボコはないけれど、路面はやや荒れ気味。
上りは、2000ccクラスでないと楽しめないかも。
ちくさ高原ネイチャーランドには、バイカーが多く来ていました。
どん詰まりのこの道は、交通量も少ないので、バイクで走りを楽しむには好都合そうです。

目的地のちくさ高原に行ったものの、どうやら今年は気温が低くて、山菜はまだまだ先とか。
残念。
オフシーズンのスキー場に来るといつも思うことだけど、
オフシーズンに、もっと利用価値って無いんですかね?
最近は、MTBでのダウンヒルのコースを設定しているスキー場もあるとか。
オフロードバイクは、ダメなのかなぁ。
あの広い敷地を縦横に走り回れば、どれほど楽しいことか。
ま、ブロックタイヤで、地面は痛みまくりでしょうけど。(汗)
でも、スキー場やゴルフ場の広い敷地を、バイクで走りたい気持は日々高まります。

次の目的地は、道の駅粟倉。
ここには、おそらく山菜があるはず。
千種からR429を西進しますが、県境近くの峠が、舗装林道並です。
それ以外は、なかなか良好な走り屋向きの道と言えるでしょうか。
途中、ナビの指示に従い右折。
この西粟倉へのショートカットは、この日最も熱くなれる道でした。
路面は綺麗とは言いがたいけど、コーナーとストレートの塩梅が、実にロド向き。
短いストレートもあり、コーナーの種類も多いので、緩急を付けて走り込めます。
見晴らしも良くないので、風景を楽しむことはないですが、
交通量は極めて少なめで、住宅地も少ないので、走り込むには好都合。
これで、路面がいいと最高ですが、若干荒れのコンディションで走るのも、それはそれで野趣の風情でしょう。

道の駅あわくらんどは、何度か訪れたことがあります。
特に目新しいものはないですが、岡山県なので、岡山の物産を得るには好都合。
生鮮野菜も豊富にあります。
目当ての山菜もありました。
ただ、けっこう高い!
昨年買った大山のスキー場のものに較べて割高なのにに、どうも鮮度がイマイチ。
だけど、とりあえず、保険の意味で買いました。

目的の山菜もゲットしたところで、次の目的地は鳥取県の智頭です。
といっても、この辺りは、兵庫、岡山、鳥取の隣接地域なので、近いです。
粟倉から智頭方面は、普通なら無料の高速区間を使えますが、
ドライブ好きなら、出来るだけ下道のR373を走ることでしょう。
いわゆる山間の道路だけど、昔の街道の名残があるせいか、この道は風情があります。
「風情」というとわかりにくいけど、昔からの往来がある道は、自然や人家などとの関係に理屈があって、そこに時の経過を感じることが出来ます。
高速の利便性は認めるところだけど、長い時間をかけて出来上がった往来の名残を楽しめる街道の魅力は大きいです。
智頭は、そんな街道の宿場町の一つです。
江戸時代の参勤交代で、島根の大名が宿泊するために栄えた町とか。
その頃の面影を残す「石谷家住宅」に行ってみました。

いわゆる、この地方の実力者の家ってことですかね。

土間の迫力が圧巻です。

林業経営、納得です。

庭を見ると、まるで絵のように風景が切り取られる、この計算された配置に日本家屋の巧みを感じます。

でかいハートマークみたい。
こういうデザイン感覚は、時代を越えた斬新さです。

絶品のかまど。・・・欲しい。

智頭は小さな町だし、
正直、観光で盛り上がった風でもないけど、
それ故に、ちょっと「枯れた感じ」が捨てがたい気がします。
やはり、時の経過を感じるというか、「郷愁」を感じます。
バリバリに観光で盛り上がっているところにはない「良さ」としましょう。
路地がいいですね。
観光ルートを、ちょいと外して歩くと、
滋味溢れる路地があって、絵を描きたい気分になります。

そんな一角にある、地元の酒蔵「諏訪酒造」がやってる「梶屋茶屋」で、酒屋うどんっていう粕汁のうどんを頂きました。
これが、とても優しい味で実に美味しい。
記憶に残る味とでもいいましょうか、また来たくなりました。

帰りは、R53で何か。
この道路は、津山と鳥取を結ぶ基幹道路のようで、交通量は多め。
といっても、充分に空いていて、流れもいいので、ストレスはありません。
奈義から佐用までのあたりも、交通量少なめ、路面良好、適度なクネクネの良道が多いです。
土地は割りと平坦なので、ロードバイク(自転車)で流すのも悪くないでしょう。

投稿者 aw@bitlog : 2011年05月03日 06:40

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