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2011年04月14日

片品村の英断とその後

群馬県片品村といえば、以前。2号でも野菜の買い出しツーリングで立ち寄った、「小さいけれど元気な村」ですが、ここは、震災の直後に、1000人の被災者の受け入れを発表しました。
人口は5千人にみたないのに、それだけの被災者を受け入れが出来たのは、観光のための宿泊施設を利用できたからです。
原発の風評被害で、宿泊予約のキャンセルが増えたので、1泊一人2500円の村からの補助で、避難者を受け入れてきました。
この村長の決断はすばらしいと思います。
ただ、これから5月の観光シーズンに入ると、一般客に利用して貰わないと経営が難しくなります。
そもそも、避難に関する支出は、公が負うべきものなので、上手くやって欲しいと思います。
それにしても、この村で買った夏野菜の元気さが忘れられません。
兵庫も良い農産基地が多いので、元気な野菜探しのツーリングを始めましょう。

投稿者 aw@bitlog : 2011年04月14日 06:38

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コメント

遥かな尾瀬・・・の片品村なので、基本・観光立村ですよね。

我が埼玉も加須で福島の双葉町が、飛び地ならぬ飛び県で存在してますが、
それぞれ事情と思惑は違えど、善意と義憤ありきでの行動ですね。

さて、どうするか?
当面の経営戦略は「震災を聞ける宿」や「震災の現状と心構えを聞く会」などで自律的収益確保など。
確かに思い出したくない方も多いでしょうが、逆に経験と思いを吐露して心を伝えたい人もいるでしょう。
現地には行けないけどと言う人々が大多数なので、身近な場所で寄付を兼ねて対価を得る(話が聞ける)なとの施策はいかが?
今だからこその単なる寄付や恵みでない形もありと思います。
高校や大学でのボランティアや社会貢献のクラブやサークルが、盛況らしい今こその旬(悪く解釈しないでね)な展開が大事。

投稿者 しんさん : 2011年04月14日 08:06

>当面の経営戦略は「震災を聞ける宿」や「震災の現状と心構えを聞く会」などで自律的収益確保など。

ああ、これはいいアイデアですね。
「自粛ムード」にやられて、旅行を自粛している人には、「寄付」や「ボランティア」を打ち出せば、理由付けが出来るかも知れないですね。
観光と組み合わせるところは、難しそうだけど、何か企画できそうな気はしますね。

投稿者 aw : 2011年04月14日 08:30

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