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2011年03月19日

2号下回りチェック

今日のメニューは、BAJA blueの組み付けと、2号のデフオイル交換、
って予定だったけど、なんと工具を実家に忘れて愉快なサザエさん。(汗)
BAJAの組み付けは、ちょっと無理。
デフオイルは、メガネレンチでいけそうと、コキコキとリフトアップ。
時節柄、クルマの下に潜るのは、なんだか嫌な感じだけど、
そうも言っていられないので、頑張りました。
ウマは高い方がいいけれど、いきなり高く上げようとすると、クルマがかなり傾くので、フロント側は二段階で上げました。
面倒だけど、・・・安心です。
少しずつ、ノウハウ蓄積中。

で、いきなりデフです。
いわゆる、ツウには評判が芳しくない「トルセン式LSD」なので、
ツウ推薦の「機械式LSD」みたいに、「3000km毎に専用デフオイルを交換しやがれ!」
みたいな高飛車な所はなくて、いわゆる通常のデフオイルでオッケー。
ってつまり、ミッションオイルと共通という度量の広さです。
セオリーに従って、まずは給油側のボルトを開けにかかります。
・・・が、緩まない・・・。
ごらんの通り、真下をエキパイが走り、サブフレームが被さっているので、アクスが悪いことこの上なし。
デフオイルを温めて、排出しやすくしようなんて、走行直後に野郎とすれば、やけど必死?(汗)
しかも、メガネが微妙に合わないと来た。
ボルト舐めそう。
早々に断念です。
こんな場合、無理して上手くいった例しがないのは、数少ない経験で得た結論です。
このオイル関係のドレンボルトは、往々にして薄いために、トルクをかけにくいです。
無理は禁物。
情報漁って立て直します。

そこで、折角リフトアップしたことですし、下回りのチェックをすることにしました。
先ずは、マフラー。
タイコ自体殆どサビは見られませんが、タイコをシャシーに連結するパイプは、けっこうな腐食が見られます。
高温+電位差が異なる金属、ってーのが理由でしょうか。
将来、朽ちて分離しそうです。
一度サビを落として、防錆処理をしたいところ。

「タイコ」とエグゾーストのつなぎ目は、錆びていないですね。
電位差が出る部分なので、ステンレスになってる?
昔のクルマはよく朽ちていた箇所です。

リヤサス回り。
前回、シリコンスプレーで軽く拭き掃除したので、多少きれいめですが、
良く見ると、5年超の劣化が見えます。
リンケージ関係のボルトは、見た目、腐食が大きいです。
サスペンションのボトム側ブッシュも変形が見られます。
この構造で見ると、許容レベルかどうかはわかりません。
リンク部分のラバーブーツは、元々変形がきつい取りつけなので、劣化してひび割れがありました。
グリスアップとブーツの交換は近いでしょう。

もっとも気になったのは、この部分。
NCは、軽量化ゆえか、補強板の類が多そうですが、細かな溶接箇所も多く、その部分の腐食が目に付きます。
早めの処置が必要でしょう。

お腹すってます。
でもって錆びてます。
ここもケアしないと。

こっそり、オイル漏れもチェック。
なんと言っても、DIYだから信用なりません。
ミッションオイルは〜♪と、洩れてるじゃん!
ま、給油側なんで、とりあえず増締めしておきます。
実際、ワッシャーの潰れが少なくて、トルクも少なめだったので、これじゃ洩れるわな。
若干洩れた分が心配だけど、ま、そのうちね。(いいんか?)

オイルフィルター回りは、油汚れ無しっと。
規定トルクで締めた覚えはあるけど、
パッキンにオイル塗ったかどうかは忘れていたので、やや心配ではあったのだ。

一応オイル漏れも無かった(ってことで)ので、外したままだった、補強板と遮熱板(?)を取りつけました。
補強板は、5個のボルトのうち、センターの1個が無いまま。
用意し忘れました。緊張感無し!(汗)

遮熱板自体強度は不要と云うことなのか、かなり華奢な造りだし、4箇所の固定のうち2箇所はナイロンのボルトです。
エンジンが暖まった後、非常に低級な共振音が気になりましたが、この遮蔽板を疑って損はないと思います。
完璧主義者でなくとも、NCの補強板や遮熱板を、もう少し高級で共振しにくいアルミ材に換えたいと思うのではないでしょうか。

こんな具合に、地上高の低いクルマゆえのヤレはありますが、最近のクルマらしく、見た目上の劣化は少なそうに見えます。
ただし、10年選手の1号と較べても、ゴム類の劣化は早そう。

【追記】
ちなみに、オイル交換後の2号は絶好調。
Gulf Arrow GT30とNCの相性は、なかなか良いのではと思います。
吹け上がりは、ずっと軽くなり、エンジンの振動、騒音とも減った感じがします。
ミッションオイルのRedlineもいい感じです。
我がNC RSは、ギアが入りづらい等の症状はないですが、よりスムーズに入るようになった気がして、シフト操作が楽しくなります。

【追記】
デフオイルのレンチの件、ザックリネットで検索。
うぬ〜、なかなか見つからん。
写真で検索すると、自分のブログの写真が。
やっぱ、自分でデフオイル交換する人は、少ない?
そぁかぁ・・・。

【グッドなデフオイルフィラー】
irs_ltdoil_code10.jpg
デフオイル交換に最適なオイルフィラーを見つけました。
もれなくデフオイルが付いてきます。
というか、そのオイルの容器なわけですが。
いらない容器受け付けます。

【レンチのサイズ】
ミッションオイル/給油口側、排出側、デフオイル排出側は、24ミリ。
デフオイル給油側は、23ミリ、だそう。
合わないはずだな・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2011年03月19日 19:45

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