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2011年02月13日

バイクの換気扇

台所で、もっとも掃除をしたくない場所は、
おそらく、「換気扇」。
で、バイクの換気扇は、
おそらく、ドライブスプロケット回り、でないかと。

スプロケットは、走行距離の感じよりも摩耗しています。
汚れは、泥は少なくて、オイルが、それこそ換気扇にこびり付いた油のようです。
私の経験では、ずっと綺麗なほうだけど、このこびり付いた油は手強いです。
なんと言っても、へばり付くことを使命そして造られたチェーンオイルが堆積していますから。
外したカバーにもべったり。
やだなぁ、これ洗うの。
例によって、見なかったことに・・・
って、それじゃレストアになんないし。
はぁ〜

洗いました。
ホンマ、強烈っす。
換気扇用のマジックリンも根を上げたので、
最後の砦は、「洗濯用粉石鹸」(笑)。
これがね、落ちるんです。
これぞ、「界面活性剤」。
「界面活性剤」ってーのは、水と油のように、本来交わらない性質のものを、交わるように変化させる物質をいいますが、
このこびり付いた油の場合、台所洗剤のような粘度の低いものだと、分子がしっかり絡み合った固い油には、入り込めません。
これが、粉石鹸だと、固まった油にからみついて、僅かの水分でもあれば、見事に油の固まりと混ざり合います。
一端混ざり合ったらしめたもので、石鹸本来の親水性で、水に溶けて油とともに流れ落ちます。
ま、現実はそう簡単ではないですが、兎に角落ちます。
アウトドアなどで、洗剤がないときに鍋などを洗うとき、同じ理屈で、細かい砂などで洗うと油分は砂と混じって落ちます。
この場合は、砂が界面活性剤になっているわけですね。
先日、マヨネーズを作りましたが、この場合、主な材料は、黄味とお酢と油です。
卵黄は、「乳化剤」の一つです。
お酢と油は混ざりにくいはずですが、粘度の点で、黄味と油は混ざりやすく、
お酢と油の界面活性剤のようなものかと思います。

ま、そんなわけで、カバーはきれいになりました。
よくチェックしていくと、BAJAのフレームは、刷毛で修正されているところもあって、
コイツもTLRと同様にフレーム塗装したくなりました。
というか、たぶんその方向でやります。
とりあえず、そこそこの状態で走らせる予定でしたが、ちょこちょこバラしていると、すっきりさせたくなりました。
とは言え、2台を同時にバラすと、かなり収拾がつかなくなるし、
混乱も避けられそうにない、というか、確実に混乱するので、
先にバラしたTLRを組み付けた後に、BAJAの解体を本格化しようと思います。

投稿者 aw@bitlog : 2011年02月13日 22:01

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