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2010年12月18日

六から三へ

BAJAのキャリパーのピンボルトを交換していて気になっていたことですが、
元々ついていた部品は、黄色みを帯びたゴールドっぽいメッキだったのに、
交換部品として取り寄せたピンボルトは、アルミのような安っぽいメッキでした。
なんとなく腑に落ちないまでも、「ああ、コストダウンかな」って無理矢理納得していました。
この安っぽいメッキは、それだけじゃなくて、取り寄せた全ての部品に及んでいます。
さすがに気になって調べてみました。
なんでも、環境対策として、メッキの種類が変わったとか。
かつての黄味を帯びたメッキは、亜鉛メッキの上に六価クロメート処理をされたもので、
これには、環境を汚染する「六価クロム」が含まれるとかで、それを含まない「三価クロメート処理」をしたものに変更されたそうです。
因みに、亜鉛メッキは、自分が自ら腐食して空気を遮断して、鉄を酸化から守るそうで。
クロメート処理は、亜鉛メッキの表面を綺麗に見せるための処理だそうで。
見た目は、六価クロメート処理のほうが、高級感があって、ピカピカに見えます。
機能的には、同等らしいですが、「自己修復性」という、傷が付いても再び被膜を形成するのは、六価クロメートだとか。
コストは、三価クロメートのほうがかかるようですね。
ちなみに、三価クロメートメッキには、黄色や黒などの有色クロメートメッキってーのがあって、黄色などは、六価クロメートメッキに似てますが、ゴールドというよりは、もう少し明るく軽い感じです。
キャリパーのピンボルトなどは、絶えずパッドと扇動する部分なので、耐久性がどうなのか気になるところ。

【3価クロメートの長所と短所】

【『三価クロメート処理』豆知識 】

投稿者 aw@bitlog : 2010年12月18日 06:01

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