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2010年11月29日

ユーザー車検、デビュー!

行ってきました、ユーザー車検。
場所は、神戸運輸監理部
ユーザー車検は、初めてなので、ネットで情報を集めたり、
前もって、書類を集めたり、
検査現場を下見したり、
ざっくりと、出来ることはやりました。
といっも、実際の整備や点検は後から行う、通称「前検」です。
夏に、半年点検をしたあと、あまり乗っていない2号は、特に不具合もないので、
ハミタイ対策のモール貼り以外は、前日に下回りを洗っただけ。
さすがに、心配になって、当日の朝、球切れのチェックだけ行いました。
なんでも、ヘッドライトの光軸のズレに対してうるさいそうです、
うちのNC RSは、オートレベリング機構がついているので、どうやら自分で光軸を弄れなさそう。
つか、弄る必要なし?
そんなゆる〜い感じで、レッツゴーです。

車検の前に、自賠責の加入と、車検費用と重量税の納付を済ませます。
関連書類を貰った窓口に行くと、古い車検証と自賠責を預けて、新しい自賠責加入の手続き完了。
2号の車検上の住所は、東京のままだったので、とりあえず、その古い住所のまま車検を受ける事になりました。
自賠責は、新しい住所で入ります。
住所変更は、後から別途行うことになりますが、ナンバーが変わるのがイヤだな・・・。

書類が完成して、お金関係の納付が終われば、その書類をもって車検の受付窓口に行きます。
私が受けたのは、1日4回の検査のうち、午後1時から始める3回目の検査。
普通は、朝一の1回目の検査を受けるようですね。
万一落ちても、再検査の機会がおおいように。
クルマの受付自体は、第1ラウンドと第3ラウンドだけなので、第2と第4ラウンドは、バイク用の受付と、クルマの再検査に当てられる感じですね。
受付は、1時からでしたが、15分ほど早く、番号札を持った人が先に受付をしていました。
たぶん、第2ラウンドに収まらなかった人が、その時に番号札をもらっれ第3ラウンドに望んで居るんでしょう。

さて、受付が終われば、すぐに検査場にクルマを回します。
実際の検査は、屋内ですが、外観や灯火類の点灯チェックは、そこに入る前に行います。(扉の写真)
ハミタイは、多分ここでチェックされるはずです。
ウィンカーやヘッドライトなど、指示されるままで従います。
検査員は、30才前後くらいの、ドランクドラゴンの鈴木にちょっと似た人でした。
エンジンフードを開けて、エンジンの形式をチェックするとき、見る前からエンジンの型式をぶつぶつ呟いていました。
こういった人はきっと様々なクルマの型式に詳しいんでしょうね。
マニアは、クルマの名前じゃなくて、車体やエンジンの型式で呼ぶことが常で、細かな仕様の違いを会話の中に盛り込むと、仲間内から尊敬されるらしいですが、こんな仕事をしている人は、きっと相当なレベルじゃないでしょうか。

で、外観のチェックはあっさり終了。
あれ?ハミタイは?
いいんですか?
拍子抜けです。
ハミタイに関して、まったくのスルーです。
うっすいモールが効いたとも思えないんだけど。(笑)
ショップやディーラーに、あれほど心配されたのはなんだんでしょう?
これじゃ、モールもいらなかったのでは?
まぁ、とにかくオッケーってことで。
気が変わらないうちに、次の行程に進みました。

次は、屋内で、ブレーキの実際の機器具合や、速度計の誤差、ヘッドライトの光軸などの検査です。
前に見えるディスプレーと音声の案内に従ってやるわけですが、なんと言ってもビギナーなので、何をやるにしてもギクシャクします。(汗)
それでも、機械に怒られながら、行程をこなします。
で、左側のヘッドライトの光軸の検査で、なんと「×」が。
すぐに「もう一度検査します」の表示が出て再び検査開始。
結果は・・・×。
(゜◇゜)ガーン!
右側はオッケーでしたが、なんで?
ここで、連勝がストップした白鴎状態。
各工程事に、検査用紙を自分で機械に入れて記録するんですが、
これをすっかり忘れて、次の行程に進みました。
別の検査員が出てきて、「後が詰まってるんで」と言いながら、書類をもって記録してきてくれました。
うへぇ〜、申し訳ない。
結局、1回目の検査は、左側ヘッドライトの光軸ズレで通らず。
駐車場にクルマをやってため息を一つ。
あー、ダメな場合のことを考えてなかったなー。(汗)
しかも、光軸なんてディーラーにやって貰わないとダメなんだよね?
じゃぁ、ダメじゃん・・・。
でも、オートレベリング機構なのに・・・。
しばし葛藤して、検査で×が点いたのは、「何かの間違い」かも知れないし、
2回目までの再検査はタダなので、(3回が限度で、3回目は有料)とりあえず、このまま再検査を受けることにしました。
再検査は、そのまま再び検査の入り口に向かいました。
最初は、一番右端の列に並んだけど、同じ所だと再び同じ結果になる恐れがあるので、2番目の列にしました。
再試験は、×が点いた検査のみ行います。
再検査のクルマは駐車灯を付けるようにと指示を受けます。
で、再び、灯火類の検査。
今度は、前回と機械が違います。
旧型?
で、一回目の検査で、またも×。(汗)
で、再度検査で、ようやく○。(^_^;
やったぁ〜、無事合格です。
検査場出口脇のブースで、新しい車検証とシールを貰いました。
ひゃぁ〜よかったぁ〜。
もっとも、大事なので点検整備なので、これからじっくりと、やっていこうと思います。

【感想】
自分でやった人が口を揃えていうのは、「拍子抜けするほど簡単」ですが、
実際やってみると、まさにその通りです。
車検場の人は、素人にも優しく丁寧に接してくれますし、
どこも弄っていなくて、普通に点検に出してきたクルマなら、
まず問題なく、合格となることでしょう。
光軸にうるさいのは、弄っていると、一番影響がはっきり出るところだからでしょうね。

反省点としては、検査の段取りをもう少しシミュレーションしておくべきでした。
場内には、検査の工程のビデオなどもあるし、
Youtubeにアップされているモノもあるので、良く確認すべきだったなと反省です。
とはいえ、私のようなダメダメでも、しっかりフォローしてくれます。
別にクルマに詳しくない女性でも、落ち着いてゆっくりやれば、まったく問題なしです。
問題は、平日しかやっていないので、普通のサラリーマンにはネックです。

【かかった費用】
・車検申請書類 50円
・持ち込み検査費用 1,800円(国の手数料:400円、普通車審査手数料:1,400円)
・重量税 30,000円
・自賠責 22,470円

 合計 54,320円

投稿者 aw@bitlog : 2010年11月29日 14:38

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コメント

お疲れさんどした。
でも、引っかかったのが光軸?
しかも再検査すれば、その場でおーけー?
前に話したとおりなので、笑っちゃいました(^^ゞ

投稿者 Nylaicanai : 2010年11月29日 20:09

私のやり方が、あまりにギクシャクしていたので、
キチンと計測できなかったのかも。
でなければ、調整もせずに、再検査で合格というのもおかしいですもんね。

投稿者 aw : 2010年11月29日 20:43

まだ新年ではないですが・・・おめでとうございます。
ちなみにワタシは車検チャレンジしたことございません。
ハミタイ、はみ出したタイツの件ではなくて、タイヤの件はあっけなかったんですね。
ディーラや整備工場が過度(適正)に国の認証維持のために厳格なのかもしれませんね。
厳しいと聞いていたので私もビックリです、でもよかったですねぇ。
まさかawさん、角刈りに生傷つけてチョビヒゲにサングラスでセッタを履いて、ニラミながら検査受けてたりして・・
スミマセン、時代錯誤のカッコウですね。
ワタシは20年前に後付けサンルーフ装着で改造申請に行ったのが最初で最後の陸自です、大宮の奥地だったなぁ。
でもawさんのチャレンジ精神には感服です、50にして立つか?
えっ、まだ50じゃぁないって・・・失礼いたしやした。

投稿者 しんさん : 2010年11月30日 08:31

でた!「ハミタイツ」。

しんさんから、いつ、このツッコミが出るかと、敢えて押さえていましたが、
ついに、出た!って感じですね。
期待通りの反応、ありがとうございます。(笑)

私は、決して人相がイイとは言えないですが、
生憎、人様を怖がらせるような風格も、持ち合わせていません。
特に、権威には弱いので、ひたすら低姿勢です、ハイ。
でも、「窮鼠猫を噛む」で、追い詰められたら、嫌みの一言も言うつもりでいましたが、独り相撲でした。(笑)

たぶん、ディーラーや整備工場には、「通達」でもあったんでしょうね。
仮に、引き受けて、それが問題にでもなればやっかいなんでしょう。
とにかく、ユーザー車検自体は、簡単だって事はわかりました。
一度体験した人は、以後自分でやるようになる、という話は実感ですね。
車検場もずいぶん開かれたと思いましたが、張り紙な注意書きが、乱雑に貼られているので、あれを整理して見やすくするだけでも、さらに利用しやすくなると思いました。

あとは、整備ですね。
歳を取ると、「残り」が少なくなるんで、
今まで、いつかやろうと思っていた事をやらなきゃという気になります。(笑)
来年はHR-Vですが、そろそろ10キロなので、何かと大変そうです。

投稿者 aw : 2010年11月30日 09:31

やりましたねッ♪ 業者任せとのコスト差は大きいっすね!
先日、キャロルの車検で13万もかかりましたよ・・・(-_-;)
意外と拍子抜けに楽だとは経験者から聞いてますが、なかなか踏み切れずにいたけれど、一度は体験してみる価値はありますね。

投稿者 路渡カッパ : 2010年11月30日 16:32

車検代そのものは、千数百円と安いですから、話のタネにやってみるくらいのノリでいいんじゃないですかね。
そもそもが、誰もに開かれた車検なので、遠慮することはないよ思います。業者よりも幾分高めの車検費用なわけだし。
業者の場合は、次の点検までの正常動作を保証せねばならないので、まだ使える部品も変えてしまうことになって、コスト高になりますね。
整備明細を良く見ると、一見明朗ながら、実はちょいちょい細かく「のっけてる」ところもありますけど、
一番のメリットは、自分の車の調子を自分で把握する、という感覚じゃないですかね。

投稿者 aw : 2010年11月30日 18:01

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