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2010年10月12日

田舎の初秋

秋祭りってことで、実家に帰ってました。
秋祭りと言っても、特別な催し物があるわけでもなく、
出店が出て、ちょっとだけ御輿が出て、
獅子舞があって、カラオケ大会があって、ビンゴ大会があるくらい。
かつては、子どもが演じる田舎芝居やお囃子など、もう少し、賑やかでしたが、
若者が減って、ずいぶん寂しい感じになっています。
それでも、社殿や鳥居を改築してきれいになったことで、
例年になく、盛り上がりがあったようです。

各家には、こんな提灯を飾ります。

鳥居も立派な物になりました。
当然、住民の寄付もあります。
田舎に住んでいるとわかりますが、
殊の外「付き合い」にお金がかかります。
善意の寄付もありますが、「見栄」の部分も大きいと思います。
寄付者の名前を、高価な碑銘に残したりすると、金額の大小が話題になったりします。
その碑銘を作るのにまた費用が嵩んで、寄付の意味がなかったり・・・。(汗)
因みに、不肖わたくしも、僅かですが、納めました。

賽銭箱も立派になりました。
これなら、容易に盗まれることはない?
ともかく、神社の手入れが良いのは、いいことですね。
地域のまとまりを感じます。

道路工事のための盛り土だとか。
うちの畑などが買収されてこうなってます。
でも、40年経っても開通しない道路です。
たぶん、もう開通はしないでしょう。
これが所謂、「工事することが目的になっている」といわれる現場です。
雑草が伸び放題になっているので、月に2度、草刈りにくるそうです。
しかも、現地の業者に頼めば安上がりなのにもかかわらず、
県委託の遠くの業者来て、刈った草も遠くの指定の処理施設に運ぶので、かなり高くつくそうです。
田舎では、珍しくない話です。
みんなで、御輿を担いでいる感じ?
日本の借金が減るはず無いなと思います。

投稿者 aw@bitlog : 2010年10月12日 14:15

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コメント

awさんのご実家ってぇのは、けっこうなカントリーなんですかい?
地の利がなくて想像もできんのですが、コッチらへんでいうと・・・どんな辺りかしら
会津高原?、秩父の奥の方?ハテさて

(道路工事のための盛り土だとか・・・・)

こういうのが税金の消え方のひとつなんですね・・・
きっと天下りも盛大にからんでいるんでしょうね

投稿者 しんさん : 2010年10月12日 21:43

かなりのカントリーです。
最も近いスーパーまで、15キロあります。
鉄道は、ディーゼルで、あって1時間に1本。
最悪2時間に1本です。
乗客よりも、沿道で写真を撮る、鉄道マニアのほうが多いくらい。
鉄道の民営化で、駅前は破綻して、バスの自由化で、路線バスもなくなりそうです。
しかも、上記のように道路も挫折です。(自嘲)
農業は減反政策で疲弊し、
山は、林業政策の失敗で荒れています。
そういう、どこにでもある田舎ですね。

投稿者 aw : 2010年10月12日 22:55

>山は、林業政策の失敗で荒れています

もったいないですね。
町では居間に薪ストーブをおく家があります。僅かな間伐材を利用するだけで一年分の暖房ができます。

投稿者 tamami : 2010年10月13日 13:02

実家じゃ、昔は、オフロもごはんも、自前の薪で焚いていました。
私も、子どもの頃に薪割りをしたことがあります。
間伐をすると、日差しが入るので、山が生き返るんですよ。
なので、自然のサイクルが回っていたんですけど、
間伐をやめたので、山が荒れて、餌を確保できない鹿や猪が、庭の花や野菜を荒らします。
日本は稀な森林大国ですが、その価値を理解しているのは、日本以外の人かも知れないです。

投稿者 aw : 2010年10月13日 14:15

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