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今回のwave氏編集のルートはこんな感じ。

より大きな地図で 100725紀州パトロール を表示

集合場所は、サークルＫ五條病院前店（１）。
私は、神戸から大浜まで湾岸線、そこからR310で来ました。
時間にして、２時間弱と言ったところ。
途中までは市街地が続いて風景も見慣れた市街の風景ですが、
河内長野を過ぎてからは、景色はどんどん山深くなって、涼しいくらいになります。
山村から峠までのクネクネもなかなか良かったですね。
集合前のウォーミングアップになりました。

集合場所に着くと、３台のトリッカーと３人の影。
実は、お見送りと愛車の自慢に白鳥さんがいらしてました。
白鳥さんのトリ(左端）は、白鳥ってよりは、銀トリって感じ。
ワイズギアで固めてらっしゃいます。
そんなわけで、お見送りの白鳥さんを後に、３台のトリはR168を南下しました。

乗鞍岳の近くで、旧道の林道へ。
この林道は、狭いけど、路面はフラットでなかなか走りやすいです。
いわゆる「旧道」と言われる道は、林業のためだけに作られた道と違って、
路面が締まって走りやすい気がします。
途中からは、草が茂って交通量の少なさが忍ばれます。
オフ車ビギナーのめんるいさんは、スタンディング姿勢に慣れていないので座ったまま。
いくら走りやすいとはいえ、私には、座ったまま走るのは無理。
ある意味、すごいです。（汗）

トンネル前で写真撮影休憩。
ぬかるみで転びそうななった。
そんな声を聞いて、自分だけではなかったとホッとしました。(^_^;)

この林道を出たところの道の駅（２）で一服＆歓談。
この後の計画を相談します。
谷瀬の吊り橋近くのスタンドでガソリン補給。
キャブトリの私は、ここで満タンにしておかないと保たないそうです。

林道入り口で作戦会議。
ここで、M氏がフロントブレーキの不調を訴えました。
握ってみると確かに効きません。
強めに握っても完全に止まりません。
なんで？って見ると、ディスクに油がついていることに気が付きました。
なんと、フォークオイルが洩れて、そこら中オイルだらけ。
アカンやん。（汗）

そんなわけで、応急処置です。
っていっても、下に垂れないようにタオルを巻いただけ。（汗）
最近、針金のポテンシャルを実感していたので、念のために持ってきた針金が役に立ちました。
このブレーキで走ってきたM氏。
恐らくフォークオイルも減って、ハンドリングにも影響が出てるでしょうに。
サムライですね。(^_^;)
路面のシミは、オイルじゃないです。
M氏が、お呪いとしてかけたお茶です。

その後、「包帯」巻いたトリッカーと伴に、林道へ突入。
林道といっても、舗装なんで緊張はないですが、
和歌山のど真ん中。
紀伊山脈まっただ中です。
周りは山しか見えないし、崖の高さはハンパ無いっす。
落ちたら、まず助からない、みたいな。
一人で来るのは怖いですね。
落ちたら、そのまま土に帰れそうです。(^_^;)
なので、景色はもう絶景絶景。
尾根伝いに走っていると、ピレネー越えみたいな雰囲気。
ま、行ったことないっすけどね。
この風景は、なかなかみられないですよ。

【パッソルでピレネーを越える人】

護摩山が見えるポイントで休憩。
しばし歓談。
M氏のブレーキが心配。
なんとか、大丈夫そう。
このあと、護摩山タワー駐車場で休憩。
この辺りは、近隣の林道を目指すオフローダーが多いです。
バイクも車で運ぶなど、本格派が目につきます。
林道が少なくなった日本の山ですけど、この辺りには本格的なオフロードが残っているってことなんでしょう。
谷を隔てた林道を猛スピードで走る排気音が響いてました。

次に向かったのが、W氏お奨めの「中津川の廃村」です。
その途中の野迫川温泉の辺りで、雷雨に見舞われました。
神社の社殿で雨宿り中です。
天気予報が当たったようです。
ひどい雨は止んだけど、雲の具合は怪しいので、ナビやカメラに処置をして、様子を見ながら出発です。

村の入り口にお地蔵山があって、いわゆる荒んだ印象はないです。
簡単に言えば、過疎の現実なんですけど、なかなか住み心地が良さそうな雰囲気が残っていて、
あまり寂しげな印象はないです。
「何か」が住んでいるのかもしれないですね。

この後は、W氏の先導で、R370の渋滞を避けて、抜け道をはしりました。
Googleマップをいくら拡大しても表示されません。
なので、ナビでもダメって事になります。
「ツーリングマップル」には出ていますが、縮尺が小さいので知らないと走るのは難しいでしょう。

最後の休憩ポイントで、歓談。
「WRだと、必至で走らないと文句言われそうな気がするんだよね」
ってほのぼのした意見で一致しました。（笑）
セローとか、トリッカーのポジションって、この辺なのかも知れないですね。
でも、充分に楽しいです。
まぁ、本格オフを走るには厳しいですけど、
そんな道は、限りなく少ないし、
あってもトリじゃ多分走らないです。(^_^;)
つか、その前にトリで上手く走れないと、
いい道具も、持ち腐れになっちまいますね。
そう言う意味で、トリッカーは、良い教材です。
ま、WRも欲しいとは思うけど、
人知れず、こっそり林道に行くか、
地味に改造するか・・・。
つか、激しいのは、ヘルニアには禁物だけどね。(^_^;)
とにかく、Wさん、良いコースを、サンクスです。

【トリッカー部隊紀州パトロールムービー】

走行距離：287km
合計時間：７時間28分
移動時間：６時間15分
移動平均速度：45.9km/h

＃帰りの阪神高速３号線を走行中、まったり巡航速度の私は、他のクルマに置いて行かれて、いつの間にか後続グループの先頭を走っていました。
でも、不思議なことにこの集団は私を追い抜きません。しかも、普通なら、こんな速度で走らないであろう、クラウンが、私と同じ左端の車線を走っています。
何となく、「不穏な気配」を感じて徐々に速度を落としました。
そうしている間に、後から追いついてきたアウディーが、独車らしく飛び出ていきました。
すると、それまで、私のずっと後方でまったり走っていたシルバーのクラウンが、ススーッとアウディーの後ろに。
「やっぱり」
しばらくアウディーの後ろにつくとクラウンの屋根に赤色灯が回り始めました。
アウディーは、すぐに速度を落として、走行車線に移動。
セーフだったみたいです。
でも、しばらくすると、追い越し車線を抜けていった小型のトヨタの後ろに付きました。
すごいね、コバンザメみたい。
それにしても、トリッカーで良かった。
２号なら、ビューンと行ってますね。(^_^;)