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2010年07月19日

トリ、ブレーキパッド交換

やはりブレーキのタッチが気になるので、
連休初日に思い切ってやっちゃいました。
実は、ブレーキパッドの交換なんてやるのは初めてです。
まぁ、マニュアルはあるし、ネットでも調べられるし、
オフロード車の場合は、まぁなんとかなりますね。

赤丸のボルトのうち、下側を緩めて外します。
で、内側のフレームを上のボルトを中心に回転させれば、それだけでパッドを引き出せます。

ここで問題がひとつ。
マニュアルには「シム」と呼ばれる補助パーツと固定用の板スプリングも同時に交換せよ、とあります。
そんなん知らんがな。(汗)
最初に、マニュアルを読めと。
まぁ、こういう事はありがちです。
中止しようかとも思ったんだけど、
案の定、残り2ミリほどになっていたパッドを見て、強行です。
分解は簡単なので、今回はとりあえず「見なかった」ことにそのまま進めます。
マニュアルの通りパッドを外した後、クリーナーでブレーキの汚れを落とし、
ディスク面以外の、指定された扇動部(パッドのガタつきを抑える板バネやブレーキのシリンダーがあたる部分、固定のボルトなど)にディスクブレーキ用のオイルを塗布しました。
後は、逆に組み上げてお終い。
フルードは交換していないので、かなりお手軽です。
ただし、組み上げるときに、シリンダーを押し込んでおかないと、パッドやディスクが嵌りません。
私はすっかり忘れて、ちょっと悩みました。(汗)

ホイールを付ける前に撮り忘れました。
パッドは交換してもあまり見えません。
なので、換えたことを少しでもアピール出来るように、「赤」とか「金」などのわかりやすい派手な色であることが多いんでしょうね。
ちなみに、この外したボルトのトルクが、買ったばかりのトルクレンチのレンジ内だったので、早速使ってみました。
規定のトルクに指定して、カチッと言う音がしました。
やっぱり安心感がありますね。

リアは、ホイールを付けたまま交換できます。
赤丸のボルトを外せば、パッドが外れます。
タイヤを浮かせて、ディスク版と一緒に回して引き出すと簡単です。
これだけで上手くいけばいいですが、シリンダーが飛び出すと、専用の工具でもない限り、そのまま取り付けるのは無理みたい。
なので、あっさり、リアホイールを外せば、指で押し込めます。

ついでに、掃除もやっておいた方がいいですね。

リアパッドの交換後/前です。
残りは2ミリほどだったでしょうか。
マニュアルによると、限界値は、フロント0.8ミリ、リア1。
数値だけだとまだ使えるようです。

リア用パッド。
左は「シム」呼ばれる部品がついています。
にテフロン樹脂で覆われた金属の板のようで、扇動を良くして「鳴き」防止の役目だそうです。
シリンダーの痕がついていることからもわかる通り、シリンダー側についていました。
フロントは、逆側についていました。
ちょっと腑に落ちないものの、そのまま付けましたが、役目から考えると、シリンダー側の方が正しい?
トリオーナーの方は、一度確認してみてください。
もし違っていたら、「そらちゃいまっせ!」とツッコミをおねがいします。

ついでに、車軸関係のグリアップもしました。
やや減っていたので、多めにべっとりと足しておきました。
ホイールの脱着には必須のテープです。
これをやっておかないと、キャップが外れて、砂まみれになってしまいます。

さて、新しいパッドの印象です。
交換後すぐは、馴染んでいないので、かなり効かない印象ですが、
2日ほど走り込むとすっかり馴染んだみたいです。
フロントは、純正の初期のタッチと同じくらいかそれよりも効く感じです。
ガツンと効くのではなくて、ジワーっと効くタイプですね。
そう言う意味で、フィールは純正に近いです。
強く握った時に、純正は期待よりも止まらない感じを受けましたが、この製品のほうが、もう少し手前で止まってくれる印象です。
リアは、純正は容易にロックできましたが、交換後は、強く踏まないとロックまでいきません。
この点は、芳しくないですが、今後の様子を見たいと思います。
どちらも、感覚だけなので、実際の制動距離など、記録しておけば良かったかと思います。

最近のトリは、非常に調子が良いです。
一頃よりも元気な感じで、マフラーのグラスファイバーガがやや劣化してきたせいか、
燃焼が上手くいっているからか、
理由はわからないけれど、とにかく、調子はいいみたいです。
梅雨が明けて、湿度がやや下がったのも関係しているでしょうか。
キャブ車なので、湿度やら気圧が結構影響している気がします。

投稿者 aw@bitlog : 2010年07月19日 16:09

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コメント

大阪南部 XG250銀 白鳥です

 キャリパーのピストン戻し

XGは前後片押しタイプなのでキャリパー清掃しないパット交換のみの場合は
最初に 装着状態で 外側から押します。するとピストンが引っ込みます。次にパットとりはずしてます

キャリパ掃除する場合は キャリパーを外してからパット交換してます。

投稿者 白鳥 : 2010年07月19日 19:02

あ、なるほど、最初に押しておけばいいんですね。
勉強になります。

ところで、来週の日曜日に、前回のトリメンバーで紀州を走りに行く予定ですが、白鳥さんはいかがでしょうか?
もし、 都合がつきそうでしたら、ご参加ください。

投稿者 aw : 2010年07月19日 20:40

大阪南部 XG250銀 白鳥です

25日はお祭り参加になっていて バイク参加は出来ません。

 橋本周辺はよく走行しています
しかし 細い道はしばらく危険なようです
ニュースで バイク転落事故 橋本農道であったようです

投稿者 白鳥 : 2010年07月19日 21:05

そいや自分はフロントのピストン掃除&グリスアップはしたけど、リヤはタイヤ外すのめんどくて掃除してなかったなぁ・・・

今日はバッ直のシガーソケットをブログ記事参考にヘッドライトリレー接続にしてました。
それにしてもリレーに入ってる平型端子メスが取れません(笑
外から見た感じ、特別ひっかかってる所も無さそうだったのに・・・

投稿者 めんるい : 2010年07月19日 21:17

>白鳥さん

祭り、大事っすね。
我々は、血祭りにならぬよう気をつけます。(笑)
現地案内人による先導なので、危険箇所は大丈夫かと・・・期待しています。(汗)

>めんるいさん

リアは、分割式じゃないので、掃除自体もやりにくいですね。
>平型メス
リレーに直に入ってるのって抜けましたっけ?
私もチャレンジしたことありますけど、抜けなかったような・・・。
抜けてくれると有り難いですが。

投稿者 aw : 2010年07月19日 21:45

私もピストン掃除&グリスアップは…
当然自分でしません( ̄∀ ̄)b

セロー買った時は本買ったりして勉強してやろうかと思ったんですがね
完全にYSP任せです

明日下見がてらあの辺り走って来ますかね
ブログ更新されなかったら……落ちたと思って下さい

投稿者 wave : 2010年07月20日 00:56

えらいですね。
少しでもバイク業界の為に「敢えて」YSPに御願いするというのは。
私も、かつては、オールショップ任せでしたが、
有り難いことにたっぷりと暇があるので、楽しく勉強しています。

万一「落ちた」と予想される場合は、来週は「捜索ツーリング」に変更ですかね。
谷に向かって消えているスリップ痕など探すようにします。:-p

投稿者 aw : 2010年07月20日 05:49

大阪南部 XG250銀 白鳥です

25日 9時までに 五條集合場所にいきます

よろしくお願いします

投稿者 白鳥 : 2010年07月24日 21:34

よろしくです。
楽しみにしています。

投稿者 aw : 2010年07月24日 21:59

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