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2010年04月23日

不自由の良きところ

「危機回避」からひと月以上。
ヘルニアの案配は、相変わらずです。
つまり、病院に駆け込むような具合が悪い状況ではないけれど、
完璧に復調したわけではないって感じです。
日常生活では、なんら問題はないですが、
2km以上歩くのは、できればしたくないってとこ。
朝のウォーキングは無理なので、運動は、自転車によるヒルクライムになりました。
運動神経がやられているのは、ほんの一部ですが、
人の体というのは複雑なもので、ダメなところをかばおうとするために、別の箇所に無理が来ます。
運動も、無理をするとダメみたいで、リハビリとやり過ぎの塩梅を量るのは難しいです。

まぁ、なかなかすっきりしないところですが、
ちょっと不便になるのは、悪いことばかりではありません。
「病気になってはじめて気が付く」とは良く言われることですが、
街中でも、銭湯でも、ちょっと歩くのに不便な人が多いことに気が付きます。
明らかに、自分と同じくヘルニアだな、と思われる歩き方をしている人を含め、
想像以上に、障害を抱えてる人って多いんですね。
まぁ、丸の内や澁谷なんかじゃ、健康な人ばかりでしょうけど、
フツーに、地元の商店街とかで歩いている人を観察すると、
想像以上に、不自由な人が多いことに気づくでしょう。

恥ずかしながら、私自身、あまり気が付いていませんでした。
自分が、ほんの少し不自由を感じるようになって初めて、見えてきた感じです。
尼崎の列車事故で、足が不自由になった方のインタビューがありましたが、
その方の、無念さや憤りは、わずかでも共感できます。
事故で失われたことの重みを、少しでも感じらるようになったのは、
良かったと言えるかも知れません。

投稿者 aw@bitlog : 2010年04月23日 20:27

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