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2010年04月07日

日仏独連合

[日産 ルノー ダイムラー提携]ゴーン社長「効果は5年で20億ユーロ」とか。

孤高のトヨタに対し、
日産は、グローバル化に熱心です。
ルノーとプラットフォームを共有するマーチやキューブを見ていると,
ルノーとの提携は、一定の効果があったように感じますが、
ダイムラーとも、同様の効果が出るでしょうか。
ここのところ「ぱっとしない」ダイムラーは、この提携で浮揚のきっかけを掴むでしょうか。

目の前の駐車場に止まっていたマーチ。
この角度で見ると,愛らしさに拍車がかかります。
歴代の国産車は言うに及ばず,
世界的に見ても,この愛らしいキャラクターは貴重。
「ぬいぐるみ」って揶揄する人もいますが、
造形意図がはっきりした、骨格のしっかりしたデザインです。
愛らしさのポイントが、瞳のようなヘッドライトであることは明らかですが,
「口」のようなフロントグリルとしなかったことからも、
安易な「ファンシーデザイン」とは、異なるように思います。
実際,このキャラクターの出し方には巧妙で、感心します。
弱点は、このデザイン実現のために、室内が狭くなったことですが、
ゆえに得られたモノとしての魅力は捨てがたくもあります。
デザインの志と言う点では、BMWミニよりも高いと思うくらいです。

「クルマがつまらなくなった」とは良く言われる事ですが,
広さや速さや快適性ばかりを追求して来たことにも一因はある気がします。
モノとしての魅力がないと、
わざわざ身銭を切って買う必要がなくなってしまいます。
移動だけなら,レンタカーや電車でいいや、って事になります。

さて、3社連合は、自分で買いたくなるクルマを生むきっかけになるでしょうか。

投稿者 aw@bitlog : 2010年04月07日 23:33

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コメント

日独仏の3国同盟ですなぁ
それにしてもダイムラーはあちこちと提携を模索しては破断する、今回はどうなることやら。
技術とクルマの未来に対しては一筋のベンツですが、経営に関しては独占欲が強いのか?ダメダメ君です。
結婚生活と似ているような・・・
貧乏な日本人妻を金で買ったフランス人亭主、でも実際には元貴族(元国営)というだけで落ちぶれてた。
そこで日本人妻は頑張って亭主以上の稼ぎで内助の功、そこに亭主の隣村の貴族が領土保全を持ちかけてきた、名門貴族の名声に期待する一家、
一方、隣の貴族は、妻の美貌(小型車と電池技術)に強欲な魂胆が見え隠れ。
はたして日本人妻の運命やいかに!!

投稿者 しんさん : 2010年04月08日 08:34

国際結婚は難しいって言いますけどね。
同じ日本人同士でも、キリンとサントリーみたいに、
文化が違うと,うまくいかないですからね。

私は,実は,電気自動車のインフラを含めた規格作りの目的もあるのでは?
とえせ情報通を気取っております。

投稿者 aw : 2010年04月08日 09:56

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