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陸運局と言えば、大昔、名義変更のために、多摩自動車検査登録事務所に行った事があります。
雰囲気はどこも同じみたいで、だだっ広い敷地の端に、事務の為の建物が散在していて、
中央には、車検設備の為の大きな建物があります。

今回は、車検証の再交付。
一応、ネットで必要情報は確認しました。
再交付で、「遺失」の場合は、その理由を記するための「理由書」なるものを書きます。
フォームは、ネットにあるので、どれを落として印刷した上、必要事項を書き込みます。
理由は、「車内清掃で紛失」
まぁ、こんなものは形式なので、何だっていいんです。

住所の変更など、内容の変更もないので、この理由書と認め印、さらに身分を署名するもの（運転免許証、保険証、印鑑証明書など）があればオッケー。
後は、試験場の担当窓口で訊けば、必要な書類など教えてくれるので、窓口の見本にしたがって記入するだけです。
こういう書類は、間違わないかドキドキするので、ネットで調べて書き方などを予習しておくと完璧です。
後は、必要書類を受付に出して、暫く待っていると、車検証が再交付されます。
代書屋なんかありますけど、頼むような類いのものではないです。

で、終わったらちょうどお昼時。
敷地内に、「グリル食堂」っていう微妙な名前の建物発見。
「グリル」と「食堂」ってちょっとジャンルが違うんじゃ・・・ってところに引っ掛かりました。
えーっと、中は、ずばり「食堂」です。
それも、昭和の「社食」って感じ。
アルミのトレーも、給食を想い出します。
ご飯とおみそ汁は温かいですけど、
おかずはすっかり冷めていています。
それでも、この「日替わりランチ」は、500円の割に十分なボリューム。
小洒落たランチが多い中、このそっけなさに清々しさすら感じますが、
ちょいと温めてもらえると、随分とありがたいです。

色んなクルマが来てましたが、
目ざとく見つけたのがこれ、ホンダ・クラリティー。
横に、真っ赤なホンダのジャケットを着た、オジサンがいたので、早速声を声をかけました。
このクルマは、タクシー会社へのリースなんだとか。
リース代は80万円／月。
燃料を補給するスタンドも限られているので、個人は無理ですね。
費用なども、おそらくお上の補助などもあるんじゃないでしょうか。
普通のタクシーじゃなくて、法人のためのハイヤー代わりなんでしょうね。

他にも、車検を待ってる救急車が列をなしていたり、
陸運局に一日いると、クルマ好きは結構愉しめるんじゃないでしょうか。
駐車には困らないし。（笑）
「陸運局一日見学ツアー」オプションで「名義変更体験」あり、みたいな。
当然、「豪華ランチ付」です。(^_^;)