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2008年04月14日

怒濤の四国疾走レビュー(2日目)

翌日も6時30分の出発。
本当は、朝の中の島をウォーキングしたかったんだけど、
なにせ、先のある旅ゆえ、我慢です。

高知への往きのルートは、明石海峡大橋大鳴門橋経由。
当初、淡路島へは、「タコフェリー」なんて、悠長な事を考えていましたが、
夕方までに高知に着かねばならないので、サクッと橋を渡ります。
手近なICから高速に乗れば、明石はすぐ。
写真は、明石大橋を渡り始めの瞬間。
さすがに、海にかかるデカイ!
ちなみに、淡路島もデビューです。

で、この橋を渡りきったところにある「淡路SA」にて一服。
優雅に朝食の図です。
ここからは、明石海峡を挟んで、神戸や大阪が見えます。
大小のたくさんの船が浮かんでいて、かなり混んでいる印象。
これじゃ、海だからって安心してられません。
ちなみに、この明石海峡大橋は、つり橋としては世界最大だとか。
ここからの風景といい、橋といい、スケールがデカイです。

さて、淡路島って、「島」って言うくらいだから、もっと小さいイメージでいたんですが、
意外に広い。(笑)
淡路出身の友達に、「所詮島だろ」っていうと、激しく反発してましたが、
なるほど、「島」ってよりは、橋で繋がった「半島」の一部ってイメージ?

高速を走っただけですが、思ったよりも通過に時間がかかりました。
この高速は、景色もいいし、路面もいいので、気落ち良くとばせます。
普段、高速ではマッタリ走りなので、気がつかなかったけど、
ロドって、アクセル踏めばそれなりにスピードが出るんですね。(^_^;)
で、そんな速度域で、オープン状態で走っても、帽子が飛びそうにないのは驚き。
残念なのは、ロドの着座位置が低すぎて、景色がガードレールに隠れる事。
空は、バリ広いんですが、横が見えません。
見下ろす風景は、背の高いクルマがいいですね。


眼下に、鳴門の渦潮が見えるのに・・・、見えない。

大鳴門橋を渡ってから、すぐに高速を降りた徳島の街は、
別に「本土」と変わりません。
まぁ、そりゃそうですね。(笑)
で、メインストリートの11号線を南下して、阿南から、195号線に入ります。
行く前に、ツーリングレポートなどで得た情報によると、
かなりの「酷道」って話でした。
トンネルは、信号での交互通行があったり、道はデコボコ。
でも、実際に走ってみると、さほどでもありません。
途中、一部、対面通行がやりづらいところあありますが、田舎の国道としたら驚くほどのことはありません。
だいぶ整備が進んだということでしょう。

【195号線ムービー】280MB

交通量は少なくて、一番目に付くのが農作業の軽トラック。
いい調子で飛ばしていると、すぐにこの「ペースカー」に追いつきます。
大抵はしばらく走っていると、脇の農道に消えていきますが、
程なく、つぎのペースカーが現れます。
抜いても抜いてもペースカーです。(笑)
もっとも、安易に抜くのは危険。
方向指示器を出さずに、不意に右左折しますから。
まぁ、これに腹を立ててはいけません。
田舎では、元々交通量が少ないので、ウィンカーを出す必要がないから、つい習慣になっているのです。
なので、追い越しは、相手の「どうぞお先にサイン」を待つか、
左右に道の無い所を選ぶかです。
「郷に入らば郷に従う」ですね。
途中、若干ヘビーなところもありますが、概ね走りやすい道です。
もちろん、路面は整備されているとは言い難いところもあるので、
ローダウンではややしんどいかも。

そんな楽しげな道が100km以上続いて、さすがに飽きてきた頃、
県境の「四ツ足峠」を過ぎたあたりで高知側の風景に変わってきます。
全体に道が穏やかになり、人里が点在してきますが、この人里が普通じゃない。
平地が少ないせいなんでしょうけど、山の斜面に家々が点在しています。
まるで、空中都市「マチュピチュ」。

この橋は、大きな川「物部川」に架かってますが、
普通の感覚で言えば、山の中腹にかかっているイメージです。
だから、橋はかなり高くて長い。
写真の家は、まだまだ、低地の部類で、
高くて険しいところの家は、ほとんど山のてっぺん近く。
で、急斜面に道らしいものがあって、何気に車まで停まっていたりします。
平家の落人伝説がこれほどリアルに感じるところも珍しいです。
おそるべし、四国の「山岳民族」って感じですよ、ホント。

そういう風景もしばらく走っているとありふれた町並みに変わります。
で、昼食に立ち寄ったのがここ、「アンパンマンミュージアム」に併設されたホテルのレストラン。

ミュージアムも見たかったのですが、時間がないので、食事のみ。
たしか、横浜にもミュージアムがあるそうですが、
それにしても、アンパンマンは稼ぎますね。(^_^;)

レストランを出た後は、目的地の高知工科大学は、すぐです。
だいぶ離れたところから、小高い丘に、この辺りものとは異なる、巨大な構築物が見え始めました。

投稿者 aw@bitlog : 2008年04月14日 10:29

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コメント

橋といえば関西では○○大橋なんてのが多い気が。
関東では○○ブリッジですよね・・・
>ロドって、アクセル踏めばそれなりに
ま、まさかリミッターまで踏み続けたとか?(^_^;ゞ
淡路島、時間があれば下道でも海岸線、ワインディングと
楽しめますよ。高速並みの速度で・・アカン
動画>山岳ラインもなかなか良いですね。
交通量少ない!快適そうです。100kmはちょっと飽きそうですが・・・

投稿者 路渡カッパ : 2008年04月14日 22:50

いいなあ、また四国行きたいなあ
狭い日本とはいえ、絶対的に風景が違いますよね
写真の橋は何が通るのですか?かなり怖いんですが・・・
生活の橋ですかねえ
グローバルカーとはいえ、さすが日本のロードスター、
田舎の景色でもきれいにマッチしてますねえ

投稿者 しんさん : 2008年04月15日 08:41

>路渡カッパさん

ベイブリッジとレインボーブリッジですかね。
「洋風」や「都会」イメージな土地柄をアピールなんでしょうか。
横浜近辺に多そうな気がします。
リミッターまでは回しません。
たぶん、一生回しません。(笑)
淡路の下道は良さげですね。
実は、4月末にまた淡路に行くので、その時に堪能するつもりです。
195号は、快適でしたよ。
とにかく、車が少ないのが○です。
平日だったせいもあるかも。

>しんさん

四国の風景は違いますね。
険しい四国山脈と、
短くて水量の豊富な河川のなせる技でしょう。
カッパ2号は、特に、幌とボディーの色が、日本の田舎に馴染むようです。

投稿者 aw : 2008年04月15日 09:37

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