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2007年12月27日

「早い」、「安い」、「お手軽」の終焉

『ダカーポ』が、620号を最後に休刊しました。
と、いっても、自信を持って本を読んでいないと断言出来る私にとって、
その重大性はわかりませんん。
たしか、20年以上前、学生の頃に読んだ記憶があるので、
ずいぶん長く続いたということでしょう。
この雑誌の印象は、旬の情報を、広く浅く、程々の批評付きで読めるところでした。
大きさもコンパクトで、値段も程々。
この、「ほどほど」ってーのがキモでしょうか。
学生やサラリーマン以外に、『夜のサービス産業」のお姉さまなどにも重宝されていたんだとか。
そのあたりにも、この雑誌の、ほどほどな情報収集加減が想像されます。
しかし、そのコンセプトは、もろにインターネットとバッティングしたようです。
これからの雑誌作りはどうなっていくんでしょうか。
門外漢ながら、気になります・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2007年12月27日 19:11

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コメント

わたしも、この雑誌の内容はもろにネットとバッティングしていると思います。
使命を終えたといったところでしょうか。

これからの雑誌事業は難しくなってきますね。
次にダメになりそうなのが、いわゆる総合誌というヤツ。
これも、ダカーポの編集方針の延長線上にありますから。
最後まで残るのはニッチな専門誌?

ただ、時事の話題を取捨選択、どのレベルまで落とし込むのかといった編集作業は、これからもなくなることはありません。
となると、いい編集が必要とされる時代になっていく(なって欲しい)と考えています。


投稿者 Nylaicanai : 2007年12月27日 20:50

よく、「活字メディア」って、特別な思い入れを持って評されることが多いですね。
それゆえに、新しいメディアが登場するたびに、「活字離れ」なんて見出しになったりするんですが、コンテンツによって、最適なメディアに分化していっただけかと思います。
逆に言えば、それぞれのメディアに、より最適化したコンテンツが、残るってことじゃないですかね。
なので、そういうコンテンツ作りに欠かせない職種なり、人材なりは、いつの時代でも必要とされるでしょう。

投稿者 aw : 2007年12月28日 10:31

いつも思います、本当に必要なものは必ず残る・・・と

家電でバリカンが売り出されたとき、理容業界が騒然としました
レンタルビデオが拡大したとき、映画館がつぶれると騒ぎました
ナビが普及したとき、地図業界が悲鳴をあげました
クルマが白物家電化したいま、カー雑誌が衰退しています

たしかに、CDや公衆電話という例もありますが、
視点を変えたり顧客満足度をUPする努力を実らせた業種・業態は
かならず生き残ってるように思います、ただ未来永劫の保証はないのは明らかです
シネコンの閉鎖第一号が出たらしいですね・・・

私、今日仕事納めですのでawさんとお仲間さんたちの貴重なコメントを拝見するのは
次は来年になります、また少しお相手してくださいね・・・
それでは、よいお年を!

投稿者 しんさん : 2007年12月28日 10:47

>しんさん

クルマが売れなくなったのは、外的要因もあるかとは思うんですけど、
興味を持つ人が減ったことに関しては、業界の責任もあるのではと思います。
(クルマの機能や性能しか解説出来ない開発者や評論家の多いこと。)

なんていう、ツタナイ記事に、コメントをいただきありがとうございました。
来年も、妄想たっぷりのコメントを宜しくお願いします。(^_^;)

投稿者 aw : 2007年12月28日 12:27

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