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コースは、こんな感じ。

とりあえず、チェックしたかったのは、西伊豆の南下ルート。
西浦から、達磨山、伽藍山、棚場山、仁科峠を経由して松崎まで。
伊豆の南北ルートは、真ん中を走る414号と、東側を走る伊豆スカイライン、それと、伊豆の西側を走るこのルート。

山中湖から三国峠を越す直前は、この霧。
晴れれば、富士山の絶景があがめたはずだけど、
この時点でまだ、朝の8時頃だから、朝霧が収まっていない？
もちろん、峠を越したらきれいさっぱり。

途中、たまたまフェラーリ美術館を発見。
でも、これまた時間早過ぎ。
守衛のおじさんが、申し訳なさそうに、「10時からなんですよぉ」って。
いや、たまたま通りがかっただけなんで。(^_^;)
で、近くの平和公園の紅葉がきれいだったので、パチリ。

南下ルートの前半は、大体こんな感じ。
伊豆特有の笹が広がって、もう、吹きっさらし。
特に西浦から達磨山までは、傾斜多めなので、小排気量車にはつらいでしょう。
途中で見かけたパトカーは、けっこうスピードが出ていたみたいだけど、
緊急でないみたいだし、走りを愉しんでた？
いったん上ってからは、かなり気分良く走れます。
何より、この開けた風景は、伊豆ならでは。
扉の写真は、頂上近くで撮ったもの。
低い雲が、真横を流れていって、「天空の白ラピュタ」を思い出します。

西天城高原からは、ほとんど林道。
道は、基本的に、対面1車線。
で、所々にすれ違いように広くなっているところがあります。
数台とすれ違ったけれど、どちらか「近いほう」がバックをすることに。
それまでの高原と違って、鬱蒼としていて薄暗いので、とても疲れます。
バイク以外では走りたいと思わないし、
仮にバイクであっても、クルマと出会いたくない、
そんな道です。

で、そのハードなルートを抜けた先にあったのが、このレストラン。
山奥の、ほぼどん詰まりの少し開けたところにレストランです。
しかも、複数台のクルマが停まってる。
私のアンテナが反応しました。

イングリッシュガーデンと言えばいいのか、「ややラフ」な感じの庭と畑に囲まれた建物は、
やはり英国田舎風？
ただし、料理は中華料理。
この風景とあまりのミスマッチも、興味をそそったところ。
暖かかったので、外のテラスで食べることに。

注文したのは、ランチメニューの俳骨飯。
味は、中華街で食べたものと同じで、いわゆる本格中華といっていいもの。
付け合わせのお漬物にも、小技を効かせてあって、
この田舎のどん詰まりでチャイニーズレストランをやるという気概を感じます。
コーヒーとこの風景がついて1000円。

私と同じくテラスで食べていた人のワンちゃん。
もう、ご主人の食べてるものが欲しくて、よだれダラダラ。
前脚で催促すると、ご主人女性が、ワンちゃん用の餌をやります。
かわいいから、ついあげてしまうんでしょうね。
おかげで、奥のワンちゃんは、かなりメタボ。

このレストランの横に、もう一見小さな家が建っています。
その家の主がこの子。
そう、小さいけれども「家」って呼べるほどの「犬小屋」です。
人が寝られるサイズのベッドもあります。
王子（王女）様です。
彼は、とても人懐っこくて、私が頬や鼻筋をなでてやるとこの有り様。
こんな眼されたら、また会いに来たくなっちゃいます。(^_^;)

これは、帰りの三島の手前か。
富士山もどって参りました！

このあと、渋滞に嵌まります。
高速に乗る手前と、降りた後。
つい調子に乗りすぎて、「お昼には帰路につく」の原則を外してしまいました。
平日車庫で過ごしているクルマが、すべて外に出たのでは？って思うくらい。
なんとか、裏道を探して走りまくり。
ああ、二度と同じ轍は通るまい！