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2006年12月19日

「自動車メーカー残り寿命10年?」とか

NB Online 12/18の記事です。
タイトルは、まぁ、少々大げさというか、「掴み」を狙ったものですが、
内容は、2015年以降、世界で最も厳しい燃費規制法案が成立するかもというもの。
現行の2010年までの規制は、15.1km/L。
新しい規制は19km/Lほどとなる模様。
で、これでどうなるかってーと、記事で言うのは、
「この規制に対応できるのは、今のところトヨタとホンダ。」
これは、自前のハイブリッド技術を持っているからということでしょう。
じゃ、そういった技術が無いところはどうするかってーと、
「規制の甘い海外での生産と販売がメインになる」
「省エネ技術を買う」
ってあたりになるのではという話。
実際、日産の北米での主力モデル「アルティマ」などは、トヨタのハイブリッド技術の供与を受けたりしています。
軽自動車メーカーなどは、有利ですが、クラス毎の平均燃費となると、軽以外のクラスが不安です。
スポーツカーが出ないのは、このせい?
BMWのZ2や、ロードスターの軽量モデルの信憑性は高くなる気がします。
燃費に関しては旗色が良くない海外勢にはなかなか厳しい時代になるでしょうか。
安全性のために、少々「おデブ」になった車が、シェイプアップされることを期待したいです。

投稿者 aw@bitlog : 2006年12月19日 09:23

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コメント

まだまだ日本車って凄いんですね
韓国車に追い回され、中国車にちょっかい出され・・・
で悲しきかなと思いきや、グローバルではなかなかの物らしい。
ただいよいよクルマ道楽の選択肢が厳しくなりそうですが、
でも乗り切ってくるのでしょうねオイルショックや排ガス規制強化のときのように
でも私のHRVも2010年規制クリア車ですが、実燃費はトホホですから・・・平均値は曲者です

投稿者 しんさん : 2006年12月19日 13:55

そうですね。
車メーカーにとっては、より厳しい時代になることは間違いないでしょうね。
燃費もなんですけど、「プリクラッシュ・セーフティー」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060418/116218/
の装備、特にトラックなどの大型車への導入を進めて欲しいですね。
出来うる限り、事故を起こさない、あるいは、最小限度の接触で済むような環境になれば、小さな車が、大きな車との衝突を前提にして、必要以上の装備をするようなことが少なくなって、結果、燃費にも良い効果をもたらすと思うんですが。

投稿者 aw : 2006年12月19日 16:11

会員登録していないので、最初の頁しか読んでません(^^ゞ

一般コンシューマーはこれまで、燃費よりもパワーを重視していましたが、現代は燃費を重視するようになってきました。これからはより燃費に重きを置くようになっていくでしょうから、メーカーとしてもそっちを重視した商品開発を進めればいいわけです。

また、いわゆる新技術を搭載したクルマを発売すれば、新規需要の開拓にもつながるわけです。たとえ、その新商品が今のクルマとは大きくかけ離れたモノになっても、自動車メーカーは安泰だと思いますよ、わたしゃ。
ま、みんながみんなとはいいませんが、例えば30年後にはクルマというモノの概念が変化している(例えば個人所有という概念がなくなり、すべてタイムシェアに移行するとか)わけで、そうした変化が許容する数のメーカーは生き残るでしょう。
奢れるもの久しからず、でしょうか(^^ゞ

投稿者 Nylaicanai : 2006年12月19日 20:59

完全に、「個人移動の道具」と割り切ると、タイムシェアーで充分、というか、その方が都合がよい人も多いでしょうね。
実際、実践している共同体もあります。
その場合、共有を前提にしたクルマ作りがあるでしょうね。
私は、三菱の「アイ」に未来の車のイメージを感じます。
本当に軽くて、リッター50kmくらい走る自転車のような車が、ゆっくり走る世界も悪くないと思うんですが。

投稿者 aw : 2006年12月20日 09:26

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