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2006年10月15日

秋の香り

自宅の近所には、まだ微かに稲田が残っています。
子供の頃、秋で思い出すのが、「稲刈り」。
昔は、こんな風に刈り取った稲を天日に干していました。
一束ずつ、2つに割って「はでご」と呼ばれる、竹や木のに掛けていくんですが、
なかなかの重労働です。
しかも、藁の繊維が衣服の中にはいると、非常に痒い!
それを手伝わされる秋は、子供には受難の季節でした。(^_^;
結局、藁の山で遊んじゃうんですけどね。
コンバインなどの農機具が入ってからは、乾燥機のみで済ませるようになりました。
このあたりで、未だに天日干しをしているのは、たぶん、機械を使うほどの規模ではないからでしょう。
藁の香りを嗅ぐと、秋本番を感じます。

投稿者 aw@bitlog : 2006年10月15日 18:07

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コメント

うちの近くでもこの風景はところどころですが残っています。

私が子供の頃は、鎌で刈ってウマに架けていました。
ほとんど手伝ったことはありませんが、お米は家で作っていました。

季節の香りですね。

>藁の繊維が衣服の中にはいると、非常に痒い!

そうそう、奈良の言葉では「はしかなるよってに、あっちへ行っとき。」(痒くなるから向うへいってなさい)と言われ、手伝ったことがありません。(^^ゞ

投稿者 ネエサン : 2006年10月15日 20:40

似たような環境だったんですね。
苗作りから始まって、刈り取り、脱穀、精米と、
米作りは大変です。
もっとも、私もさほど手伝った方ではないですけど。(^_^;

うちのほうでも「はしかいい」て言います。
両親の代くらいまでの人は言ってました。

投稿者 aw@bitlog : 2006年10月15日 21:28

新潟は米を天日に干すところを「はぜ」と言います。ワラを残して刈り入れないと干せません。マスターの地元では今でも天日干しですか。旨いんですよ、こうした米は。ぴかぴかで、甘くて、香り高くて、弾力があって。機械乾燥とは別物ですよね。
稲刈りをやらされた事はありません。東京の商工業地帯で生まれましたから。

投稿者 たまみ : 2006年10月15日 22:21

稲刈りが済んだ田んぼで遊びましたね。ほんの40数年前のことです・・・
干してある稲に飛び乗って結局落としてしまって逃げ帰ったり、
藁を集めて穴蔵を作ったり・・・
こちらでは「はしかい」は痒いで、「はしこい」はスバシッコイの意味です。

投稿者 路渡カッパ : 2006年10月15日 22:44

>たまみさん

実家のほうでは、天日干しをやってるところはほとんど無いですね。
田んぼは小さいのに、みんな立派な農機具を使っています。(^_^;
高齢化やら場所の問題もありますね。

>路渡カッパさん

遊びましたね。
「藁の穴蔵」懐かしいです。
中におやつやら漫画やら持ち込んでね。
広場なんて無かったので、稲刈りの終わった田んぼがグラウンドでした。
イレギュラーするする。(笑)

投稿者 aw@bitlog : 2006年10月16日 06:52

朝晩はメッキリ秋らしく涼しい日が続いてますね。
田んぼですか・・・
何十年も前の子ども時代、夜はカエルの合唱を聞きながら寝るのが普通でしたが、今は奥の方の運動公園などに行かないと「土」らしい地面を見ることすらできなくなりました。私の場合は実家=自宅=現住居ですので思い出だけしか残ってません、帰るべき田舎があることがうらやましくもあります。
私の子どもは「肥溜め」見たこと無いと思います。

投稿者 しんさん : 2006年10月16日 08:27

昔、実家のトイレがくみ取り式でした。
貯まったら、父親などが天秤棒で畑まで運んで撒くんです。
この日は、もう凄い臭い。
昔の田舎ってどこもこうだったんですけどね。

実家に帰った折り、皮付きジャガイモのオーブン焼きを作ったら、父親は食べられませんでした。
意外にナイーブです。(笑)

投稿者 aw : 2006年10月16日 09:06

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