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2006年07月09日

イタリアンルックなホンダ

ホンダ S-MXです。
トヨタのdBのライバルとされることもありますが、
基本シャシーをステップワゴンと共有にしていて、サスペンションも四輪独立懸架なので、車格的には異なります。
当初、フルフラットになるベンチシートが売りの若者ターゲット車で、“走るラブホ”とも揶揄されました。
バンピーな乗り心地と結構高い車両価格と合わせて、幅広い層に受け入れられたとは言えません。
ある意味ターゲットが明快なので、スタイリングも思い切っています。
一見縦長のリアランプの四角い箱に見えますが、実は、なかなか大胆な処理が隠れています。

普通ランプの面は、ボディーの面に沿っているものですが、
このS-MXのリアランプは、逆で、内側に傾斜がついています。
このおかげで、一見シンプルでプレーンな面に、とってもダイナミックな彫刻的印象を与えることに成功しています。
このような大胆な処理は、かのイタ車以外にはなかなか見かけないのではないでしょうか。
これで、フロント回りとボディー下半分のやや大作りなところが改善されれば、なかなかステキな「イタリアン ホンダ」になったかもと夢想します。
S-MXも熱心なファンがいる車ですが、若年層ターゲットをイメージさせすぎた故に寿命が短かったモデルです。
そう言う意味で、HR-Vと同じく“Jムーバー”路線の1台と考えてもいいでしょう。
HR-Vより早く2002年にカタログから消えましたが、
このリアビューを見かけるたびに、「イタリアンだなぁ」と思い入ります。
“リノベーション”していただきたい1台です。
ホンダS-MXサイト

投稿者 aw@bitlog : 2006年07月09日 08:50

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