« 『人とくるまのテクノロジー展2006』その3 | メイン | エナペタルの効果絶大? »

2006年05月27日

『人とくるまのテクノロジー展2006』その4

その他のちょっと変わったもの、
ここでしか見られないようなものをまとめてみました。
写真は、東芝松下の高輝度の液晶ディスプレーです。
名前から言って、東芝と松下の合弁企業のようです。
液晶画面は、輝度が足りないので、なかなかクルマの主要ディスプレーとはならなかったですが、将来はこのような液晶画面表示が主力になるでしょう。

電動ステアリングのリンケージです。
バイワイヤーになると、このような「メカもの」は無くなります。
この手のは、操作を忠実に伝えるだけではいけません。
ハンドルを切ったら、その時タイヤが路面から受ける反応(フィードバック)を如何にドライバーに伝えるかが重要になります。
パワステなしのクルマなどは、直にタイヤが受ける反応が、ハンドルに伝わってきましたが、バイワイヤーは、なかなか難しそう。
早い話が、“実物大のリモコンモデル”なわけです。
あと、「遊び」も気になります。
機械ものは、どんなに剛性を上げて、接合部や素材の“しなり”のようなものがあります。
その“しなり”をデジタルで忠実に再現するのってとっても難しそう・・・。

ターミネーターの股関節です。
うそです。
日産が誇る「エクストロイダルCVT」です。
CVT(Continuously Variable Transmission)とは、無段可変トランスミッションのこと。
ベアリングの世界ではつと有名な日本精工(NSK)が開発、日産が採用しました。
どうです、この精密メカの極みな様な造形。
リビングに置いて愛でていたい。(^_^;

クランク軸です。
この意味ある段違い加減。
磨かれた面とそうでない面の対比にため息。

今のハンドルって、鋳造なんすね。

なんなのかわからんですけど、
キレイです。

これからの時代、「一家に一台“シャシーダイナモ”」ですね。(^_^;

ヤマハのバイクのフレームです。
片手で持ち上がります。
私が力持ちなわけではありません。(^_^;

やっぱ、チタンすか。
因みに、PowerBookはTitaniumのやつです。
もう古いんですけどね。

ターボのタービンってものすごいノウハウがあるそうですね。
私はこれを見るたびに、アンモナイトの化石を思い出します。

アンケートに答えて、貰いました。
精密ドライバーのセットです。
仕上げはイマイチ精密ではないですが、こういったものもショーの楽しみです。

ショーの話はこれでおしまい。
業界向けのマニアックなショーなど、素人でも結構楽しめるものがあるように思います。
特に子連れのお父さん。
某ネズミの島にいって、出来合の想い出作りをするよりも、ずっと子供の目が輝くかも知れませんよ。(^_^;

投稿者 aw@bitlog : 2006年05月27日 14:58

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/574

コメント

やっぱり「エクストロイダルCVT」に1票かな?
くどいけど、行きたかったなぁ(>_

投稿者 Nylaicanai : 2006年05月28日 09:14

ですかね。
強大なトルクを受ける強靱さと、
ミクロン単位の精密さを併せ持つ造形には、説得力があります。

来年がんばってください。(^_^;

投稿者 aw@bitlog : 2006年05月28日 20:07

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)