bitlog

他にも、林業関係の仕事で使われるのは、この車が多かったに思います。
理由として、まだ、車の値段が高かった当時、オート三輪はかなり値段が安かったことや、ロングホイールベースで荷台が大きく、積載能力が高かった割に、小回りが効いたことなどだそうです。事実、狭くてぬかるんだ山道をこの車が器用に行き来していました。
ミゼットは愛らしくて、今でも人気がありますが、私は、このいかにも実用車として、ハードに使われてきたT2000には、戦後の日本の発展を支えてきた、たくましいクルマとしての記憶があります。
このクルマのオーナー（の息子さん？）の話によると、全塗装をしていて（仕事柄？）映画の小道具にも使われたことがあるそうです。

なんといっても、この顔は個性的。
「かわいらしさ」よりも「たくましさ」を感じます。

うう、しぶい、渋すぎです！

なんだか、今でも通用する造形。
社名ロゴの入れ方なんて洒落てる！

中は、サビの進行が進んで、時の経過を感じます。

強力な大口径ドラムブレーキ？

【関連サイト】
ジャコバン広場
相当に「濃い」です。
小学校の５才からとり続けた１千枚以上のクルマの写真と造詣の深い文章で埋まっています。
旧車ファンにはたまらないでしょう。