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2005年06月04日

ハンドミキサー買いました

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以前、ケーキを作ったときに、メレンゲや生地を作るのに苦労した経験から、
ずっと欲しかったハンディーミキサーを買いました。
料理教室の先生オススメのBraunのM880とかいうやつです。
「バーミックス」という有名なメーカーのものもありますが、これの倍以上するし、その割に良さがわかりません。国産の安いのもありますが、イマイチ「しっかり感」がないのと、何よりファンシーなデザインが購買意欲をそぎます。
(しかし、どうして国産家電メーカーのものは”ああ”なんでしょう?デザイナーの造形力が劣るのか、ユーザーが「かわいい」ものを好むからなのか)

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上の緑のボタンが、アタッチメントのロック解除ボタン。
下が回転ボタン。
操作は、クルマのワイパーのような感じで、上に押しつけている間回転して(フラッシュ)、離すと止まり、下に3段階のスピードで連続回転が選べます。
一つのボタンで出来るのはなかなか合理的です。
ただし、上の解除ボタンの位置は、微妙。初めて使う人は、ほぼ100%フラッシュと間違えるはずです。回転中はボタンは押せない作りなので、たぶん、料理中に簡単にアタッチメントを交換出来るようにとの設計かと想像します。
ボタンなど可動部の節度感は、ブラウン独自のしっかり感があり、「シコ、カチッ」という感じです。他の安いメーカーの「カチャカチャ」と感じの操作感は、実際の強度は別にして印象が違います。

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サイドには、アタッチメントの対応表が印刷されています。こういった何気ないイラストやアイコンも、質実剛健な感じ。余計な遊びは感じません。
「質実剛健」というと、日本では、とにかく「機能主義、性能第一主義」になりがちで、ヘタにデザインが良かったりすると、「そんなことする余裕があったら、安くしろ」とか「恰好ばかりにこだわるな」とか言われるのがオチです。(^_^;
使わないときも存在しているものの見た目を良くすることは、使っていないときも、「そのものが存在する風景を壊さない」あるいは、「良い風景にする」という意味で、すごく機能的なわけですが、この国では、今でもこのような考えは一般的ではありません。
ドイツの道具のデザインというのは、ブラウンに限らず、大人っぽいものが多いようです。昔、ドイツの部品のカタログを見たことがありますが、小さな部品の一つ一つがしっかりデザインされています。日本の場合、「とにかく機能を満足させればよい」というものがほとんどです。これはもう、生活習慣や意識の問題で、何世代にも渡って築いていかれるものなのでしょう。

ちなみに、ヨドバシで10ポイントついて、9980円。
安いとは言えiPod Shuffleは、10800円。
家電が安いのか、まだまだiPodが高いのか・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2005年06月04日 15:40

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