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2005年05月05日

連休のすごい家族

ひとりのバイク旅行の良いところは、見ず知らずの人と関わりやすいところです。
「一人」というのは、声を掛けやすいみたいです。

朝、テントを畳んでいると、隣でキャンプをしていた家族の一人とおぼしき爺さんに声を掛けられました。
なんでも、ひどく「粗末な」設営のテントを見て大変に心配をされていたとか。
なんだかんだで朝食をお呼ばれすることに。
彼は、彼の息子夫妻(二人とも体格が良い)と、息子さんの幼なじみの夫婦の合わせて5人で来ていました。
幼なじみのご夫婦の奥様は、日本語もたどたどしいフィリピーナでした。

旦那さんが、フィリピン出張の折、ナンパしたんだとか。
美人でスタイルが良い彼女は、性格も明るくて、彼女が使う「ヘンな日本語」にみんな大笑いです。
そして、甲斐甲斐しく旦那さんの世話をします。
爺さんは、「こんなに性格が良い子は、日本人にはいないよ」と褒めそやします。
「お尻痛くない?」って私が聞くと、
「ダイジョーブ、イナクナイヨー」と明るく笑います。(笑)
彼らは、どこに行くにもバイクで行くそうです。
体格の良い夫婦は、バイク歴も年季が入っていて、海外でのタンデムツーリングもこなしてきたとか。
しかも、この、人と荷物満載のオンロードバイクで、林道すら走るそうです。
爺さんも負けてないです。
ずっと若い頃から、山歩きが趣味だったそうですが、膝を痛めて出来なくなったところ、
息子に勧められたバイクにはまったとか。
「膝を痛めたからバイク」というという発想がワンダホーです。
カワサキのオフロードバイクに乗ってます。
来年70歳だそうです。
「バイクは良いねぇ〜。渋滞していても関係ないから。」
意気揚々と先輩は仰ってました。
荷物満載の彼ら一団が、路肩をかっとんで行く絵を想像しながら、
「よし、80歳までバイクに乗ろう」と心の中で小さくガッツポーズをしました。

投稿者 aw@bitlog : 2005年05月05日 13:51

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