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2014年01月13日

ナイロン御法度のとんど焼き

今年の「とんど」です。
元は、15日の小正月に行われる神事だそうですが、15前後の週末に行われるようになっています。
昔は、どこかの田んぼや広場で行われていたものだけど、たぶん、個人の田んぼなどは後片付けが面倒だったり、広場が無くなったりで、今は川原で行われています。
竹やら材木やらを三角錐状に組んだ、まぁデカイ焚き火なわけですけど、勢い良く火がついた後は、ハラハラと灰が降ってきます。灰と言っても結構な温度なので、ナイロン素材の服とか着ていると、あちらこちらに穴が開きます。服だけじゃなくて、アウトドアなどで見かけるナイロン素材の椅子なども、見事に虫食いになります。なので、綿素材の上着が必須。Gジャンを羽織って完璧を期したつもりだったけど、後でニットの帽子の穴に気が付きました。
私が住む地区では、とんどは隣邦と言う谷毎言えるくらいの最少単位の集まりで行われます。「過疎」って言葉がまさに現実な地域なので、それなりに準備が必要なとんどをやめてしまった地域もあります。連休中日の朝からの共同作業なので、寧ろ続いている方が不思議なくらい。
田舎とはいえ、すでに農業をやっていない人も多いので、「無病息災」「五穀豊穣」って言っても無理がありますね。
人が少ないので、じゃぁ複数の隣保がまとまってやれば、規模も大きくなって賑わいも出るだろうにって思うんだけど、田舎はまとまりが悪いですね。とんどを行えない地区をバカにするような空気すらあります。過疎った田舎が生き残るには、地域がまとまる事しか道はないと思うんですが・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2014年01月13日 06:24

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コメント

諸事情いろいろあるようですな。
でも、素朴?な行事、続いているのは嬉しいものですね。
ウチラはもう何十年も前からやってないような・・・広場が無いしね。
小学校のグランドで消防署の消火訓練とタイアップすれば復活できるかな?(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2014年01月13日 19:32

曲りなりにも続いているのは良い事だと思います。
数少ないイベントですしね(汗)。
規模が大きくなると、安全面への配慮なんかも大事になってくるので、消防との連携は必須ですね。

投稿者 aw : 2014年01月14日 17:01

おめでとうございます。
今年は「awさん」にとって、飛躍の年になります様に・・・
で、私は田舎が大好きです。そう言う事を村人で行事として出来る事が羨ましいです。所詮、街中は田舎者の集団ですからね~
今の都会は先祖代々、大切に守って来た物を失い過ぎです。(自身もですが・・・)
あっ!業務連絡、送信していますので、ヨロシクです。

投稿者 ケセラセラ : 2014年01月14日 22:21

今年もよろしくです。
田舎者にしつこく関わって頂いて、有り難いです(笑)。
私も田舎もの故、田舎は嫌いじゃないですが、
田舎の本当の価値は、田舎に居るとわからないものですね。

投稿者 aw : 2014年01月14日 22:55

12日に実家に行くと、田んぼの真ん中に竹とわらで準備されていました。
私の弟も実行役員の一人のようですが、こういう行事は脈々とつけつがれているようです。
これが終わると、お正月気分も終わりですね。

投稿者 ネエサン : 2014年01月17日 11:28

こっちは、人が少ないので、基本全戸参加です。
皆で材料を持って来て、おばちゃん達はおでんやおしんこやら料理を作ってくれます。
こういう場所で食べるおでんはことさら美味しく感じますね。

投稿者 aw : 2014年01月17日 12:48

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