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2011年04月24日

プロリンクは・・・知恵の輪?

土曜日、予定通りBAJA blueのリヤサスのリフレッシュ作業を行いました。
プロリンクを扱うのは初めてです。
BAJAのマニュアルは大雑把なので、細かい分解方法なんて書いていません。
なので、男の「勘」でやりました。
まぁ、そんなに難しいものではないでしょう。
トリッカーで、モノリンクは経験済みだし。
って、簡単に考えてただけど、

プロリンクは、知恵の輪。

外すときは、まず、リンクアームとスイングアームを切り離し、
リンクアームとサスペンションユニットを繋いだまま外しました。
この時は、何も考えず、成り行きでやったので、
組み付けの時は、もう少しスマートにと、やり方を変えたところ、
これが組み付け不可能。
どうも、決められた順序で組んでいかないと、難しみたい。
「知恵の輪」ですね。(汗)

ま、とにかく分解は出来たので、各部の状態を確認しました。
ってか、購入は昨年8月なので、8ヶ月以上経ってからの確認というのは、緩すぎ。(汗)

この個体は、典型的な放置タイプ。
走行距離は、おそらく1万キロ以下ながら、
部分的に、放置車両ならではの腐食が目に付きます。
スイングアームも、カバーが裂けていた右側と左側で状態に差があります。
こんな感じ。
やだなーサビ。
それでも、ボンスターでゴシゴシやれば、なんとか、みられるようになりました。
(ボンスターを考えた人に感謝!)
(写真は、「みられる」前ね)
ニップルが付いているので、軸にはたっぷりのグリスが入っていました。
ただし、モデルが新しくなる毎に、ニップルは省略される傾向もあるようで、前のモデルでは、リンクアームにもニップルが付いていたようです。単純にコストダウンだけとは言えないだろうけど、それが理由の一つであることは確かでしょう。
長く乗るほどに、メンテナンスをしやすい仕様が望まれます。
驚くべきは、スイングアームの軽さですね。
見た目ごついので、余計のそう感じるのかも。
一見きれいに見えたフレームも、所々筆塗りの跡がみられました。
実際は、けっこう錆が出ていると予想されます。
これも、冬場の本格レストアで、フレームのサビ落とし&再塗装を予定します。

カラーも突き出ている部分は、しっかり錆びてますが、
焼き付きなどはなく、状態は良いです。
リンク部分は、真ん中のサスペンションを受ける部分がブッシュになっていて、設備がないと抜けません。
まぁ、普通は交換不要ですね。
他の部分は全てニードルベアリングが使われています。
ここら辺の造りは、トリッカーなどとは大いに異なる部分で、コンセプトの違いを実感します。
シールは、しっかり経年変化が出ていて、こちらは交換必須ですね。
速攻で、ホンダドリームに走りました。

わかっちゃいたけど、リヤサスペンションの外観、かなりボロな状況。
ロッドに1箇所あった点錆は削ったところ、その後オイル漏れなどはみられないけど、
ケースは、要分解清掃&磨き必須。
とりあえず、機能上の不具合は出ていないので、今年はこのまま行きます。

主なパーツは。アルミなので、腐食は主に表層のみで、ボンスターを灯油で浸してゴシゴシやると、なんとかみられる程度になりました。
とはいえ、次にバラしたときには、時間をかけて磨いてピカピカにしたいです。
リンクアームがポリッシュなんてステキでは?(笑)
組み付けは、先述の通り苦労しました。
これをスルッと出来るようになれば、一人前ですね。

で、リヤランプとナンバープレートホルダーも完成させます。
レイアウトを印刷した紙をアルミの板に貼り込んで、
センタポンチで位置決め>ドリルで穴開け。
予定通り、センターがずれる。(汗)
こうなると、リーマーは無理なので、Bプランの棒ヤスリで調整。

後は、グラインダーでジャー!ですね。
アルミなんで、柔らかいです。
端面の仕上げは、グラインダー+板ヤスリ。

出来上がり。
一度厚紙でシミュレーションしているので問題なしです。
裏側は、リヤランプの取りつけ部と繋がっているので、目論見通りの剛性感があります。
これなら、サブフレーム無しでもいけるかも。
だけど、たぶん、サブフレームは着ける方向なので、お蔵入りの可能性大。
ま、やってみたかった、っつーだけです。(笑)

投稿者 aw@bitlog : 2011年04月24日 23:41

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