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2009年07月27日

古き良き時代のドリームカー

たぶん、浜名湖SAだったか、
古き良きアメリカを彷彿させる50年代の名車を見かけました。

「車は、新しいものがいい」

なんてセリフを、自動車評論家と言われる人の口から聞くことがあります。
まぁ、「道具」として考えれば、概ね間違ってはいないと思いますが、
「嗜好品」としての側面でみると、そうでない場合が多いです。
この3台をみて、やっぱり今のワンボックスがいい、っていう人は、
余程のへそ曲がり以外いないでしょう。
実に、物欲中枢を刺激する、魅力に溢れる三台です。
私は、この頃の車に疎いですが、どれもChevroletではないかと思います。
1950年代の、アメリカが、一つの曇りもなく輝いていた時代の車達ですね。

【アメリカの1950年代はアメカジの原点】

この、車の性能とはまったく関係のない、ただ物欲と美しさに徹した造形のなんと魅力的なこと。
今の、安全性や走行安定性、環境性能などの、一切の制限なく作った形は、美に対して忠実であるといえます。
これを「機能的でない」という人がいますが、まぁ、「機能」をどう捉えるかでしょう。
この車の見るだけで、幸せになれて、
これだけ旧いにもかかわらず、捨てられずに大事にされているのは、
使い捨てされるものよりも、ずっと芸術的かつ環境的機能が高いです。
ものを運んだり、速く走る事だけを「機能」としか考えられないと、
今のつまらない張りぼての車こそ、機能的ということになります。
多くの国産車が、その呪縛に囚われていると言えば、言い過ぎでしょうか・・・。

因みに、この3台のナンバーは、どれも発売年か、それに類するものになっています。


投稿者 aw@bitlog : 2009年07月27日 20:50

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コメント

わっ!イイナっ♪って素直に言ってしまいます。
アメリカこそが憧れの目標だった頃の象徴は、
やはりこのようなクルマだったように思えます。
それにしても、ちょっと珍しいですね。
ステーションワゴンタイプなのかな・・・
なんかイイよね、マスク(顔)を持ってるクルマって♪

投稿者 路渡カッパ : 2009年07月27日 22:53

維持は、たいへんでしょうね。
ナンバーは、足立、群馬、とちぎです。

今の車は、生産性とコストを重視して作られるので、
作りやすさ、部品の共有、などの制約が大きいですが、
この頃のは、手作りの部分が多そうで、故に形が自由です。
だから、ストレートに響きますね。

投稿者 aw : 2009年07月28日 02:06

最後の写真、同じ乗り物とは思えない(^^ゞ
この手のクルマは久しく見ていません。
やっぱり、維持が大変なんでしょうね。
でも、頑張って欲しいもんです。

投稿者 Nylaicanai : 2009年07月28日 07:54

この50年余りの間に、いったい何があったのか?

ですね。(笑)
この3台は、恐らく、新車の時よりも丁寧に仕上がっているはずです。
今の基準で言えば、「無駄の塊」でしょうけど、
いかに魅力的な無駄か、ですね。

投稿者 aw : 2009年07月28日 08:55

ワタシ的にはさほど興味がない時代のアメ車ではありますが、
この後60年代へ続くテールフィンは記憶に残りますね、バットマンカーで昇華する?
それにしてもナンバーから察するに、ここまで走ってくる勇気というか根性というか
故障もまた楽しみなんですかねぇ?
やっぱアロハやTシャツ・ジーンズの、白髪混じりの年配の方が運転してると好感なんですがね
でもawさん、オレらの時代のアメ車はマスタングマッハ1やカマロZ28、ファイアーバードなんぞかなぁ?
そういった意味で現代のリメーク3台(カマロ、マスタング、ダッジ)は欲しいなぁ
でも大きすぎるので、ジュニアサイズがでないかなぁ!

投稿者 しんさん : 2009年07月28日 10:12

好き嫌いで言えば、私も世代的にやや外れていますが、
絶対的なモノの価値で見ると、やはり、存在感が充分ですよ。
自分が青春の頃の車が、もっとも印象深いらしいですから、今還暦の人の憧れの車じゃないですか。
それと、こういったモノが、逆に新鮮に見える、今の30代などが嵌っている可能性もあります。

相当に、徹底的にレストアされているっぽいのと、
昔のアメ車は、丈夫だということなのかも。
キューバなどに行くと、今でも現役でタクシーで走っていたりするそうです。(笑)

投稿者 aw : 2009年07月28日 10:27

とちぎナンバーの個体は地元でちょくちょく見かけます。
この3台がつるんで、国道4号や国道50号を走っているのを見かけたこともあります。
アメ車は大切乗りやすい環境が整っているみたいです。
消耗部品からフレームにいたるまで、社外部品充実しているみたいです。
さらにマニュアル類も充実しているのが、うらやましい限りです。

投稿者 げしょ : 2009年07月30日 23:56

恐らくは、維持費も日本よりも、彼の国の方が安いと思いますが、それ以前に、DIYの精神が高そうですね。
なので、アフターマーケットも活発なんでしょうか。
古い英車なども維持しやすいですね。

投稿者 aw : 2009年07月31日 01:05

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