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2009年01月28日

デジタル時代の放送

  「NHKと民放各社、逆転敗訴 録画番組ネット転送巡り」(asahi.com)

とか。
おおまかに言えば、国内の自宅でテレビの録画機器を置いて、
それを海外に行った時に、ネットを介してみられるようなサービスの是非です。
詳しい仕組みは、こう
個人的に複製したものはオッケーなわけですが、
機器のメーカーが、複製するころにかかわり、利益をあげたかどうか、ってあたりが争点のようです。
そもそも、放送局が始めたいサービスなのに、
機器メーカーが先にやっちゃったから、ってーのもありそうですね。
個人的にも、この製品はチェックしたことがあります。
パソコンのリモートとテレビチューナーの機能を組み合わせれば、同じような事は可能ですが、
それを、家電のような扱いやすいパッケージにまとめたのがポイントです。
個人の「ビデオサーバー」みたいなものですかね。
たしか、1週間ぶんくらいの番組を録画出来るスペックだったかな。
これは、別に海外ではなくて、地方の番組を録画して、国内の別のところで見たりするケースも多いでしょう。
ここで、一つ問題になるのが、「NHKの受信料」。
こいつは、受信機にかかってくるので、2口分の請求が来る恐れがあります。
この製品は、クライアント側の製品のチューナーは、NHKを受信できない設定にしているので、受信料の支払い義務はないそうです。
同じようなことで、私は、自宅と会社の2箇所にテレビがある為、両方の請求を求められました。
NHKが受信料を取ることになんら依存はないですが、(金額は別にして)
それが、受信機器に関してかかるのはいささか合理性にかけると思います。
今や、カーナビや携帯にもテレビはついていますが、実はそれらにも受信料がかかるそうです。
実際は、家のテレビで契約を結んでいると、それは一つの契約となるそうです。
私のように、完全に設置型のテレビを置いておくと、その数だけ支払わないといけないとか。
ちなみに、パソコン内蔵型のテレビは、通常のテレビと同じ扱いです。
ようするに、持ち運び出来るケースは、本契約に含まれるってことみたいですね。
パソコンであっても、取り外し可能なワンセグチューナーを持ち歩いてることであれば、
携帯やカーナビと同じ扱いとか。
なので、2箇所でテレビを見る場合は、一方は、カーナビ、携帯、取り外し可能なワンセグチューナーであれば、一つの受信契約で済みます。
もしくは、上記のデジタル家電利用ですかね。

前から言ってることなんですが、
公共放送つか、公共番組の必要性は間違いないので、
それにかかる費用は、税金としてでも確実に徴収するようにすべきですね。
これは、NHKでも民法でも同じことなので、放送局で分けるのではなく、
公共と言える番組の比率に応じて、各局に分配されるような仕組みが公平かとおもいます。
ちょっと、テーマとは離れてしまいましたが・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2009年01月28日 10:27

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コメント

NHK受信料のシステムがイマイチ納得できないわ。
オニイサンがおっしゃるように、必要な公共放送のための費用は税金で公平に負担すればいいのよね。
契約場所やハードウェアの数に依存するなんて。

うちのトラブル。
NHKさんったら、受信料はチューナー設置時に契約して料金も引き落としておきながらBSの画面に「衛星放送の受信契約をしてください」 というメッセージが表示されたまま 4ヶ月も経過してしまった。
電話で手続きしないと解除されないシステム?みたい。
何のために装置番号のシールを貼って書類を提出してるんだろう。

投稿者 ネエサン : 2009年01月29日 09:28

スポンサーの影響を受けない「独立性」の必要性は認めますけどね。
民法なんて、深夜は通販番組化してるので、NHKの存在価値は高いと思いますが、体制がイマイチしっくりきませんね。

税金にすれば、徴収率は上がって、結果受信料の値下げに繋がると思います。

投稿者 aw : 2009年01月29日 13:23

受信料って何割の人が払ってるのかしら。あれって一度払うとNHK側に請求権が生まれるらしい。
有限の電波(周波数帯域?)を使う立場から各放送局は規制を受けるらしいけど、庶民の代弁をしている、なんて思ってる人は流石にいないだろう。ただ、一部の人にNHK信仰のような物はありそう。
国営にして政府の宣伝でも番組の間に流した方がわかりやすい気もする。

投稿者 たまみ : 2009年01月30日 16:04

たしか、年金と同じくらいの割合じゃなかったでしたっけ。
許認可事業なんだけど、国営にしてしまうと、
「大本営発表」のようになる危険があるので、独立の団体にしているということなのではないですかね。
いわゆる「放送法」の規定というのがあると思います。

投稿者 aw : 2009年01月30日 17:27

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