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2007年07月06日

東京異次元ワールド

画像の確認


東京というのは、歩いて面白い街です。
車などでは、気が付かないですが、実は、けっこう起伏が激しく、
坂道が多いので、非常に複雑な空間を成しています。
もう一つ。
東京は、たくさんの街の集合体なんですが、不思議とそれぞれの街の文化が混ざり合わなくて、
それぞれの街が個性を主張し合ったり、あるいは相互補完したりしています。
隣町がはなれている地方の話ならまだわかるんですか、もうすぐ近くにある町同士でも混ざり合わない。
渋谷と原宿なんて間近なのに、明らかに歩いている「人種」が違う。(笑)
昔、「東京人」やら「東京二十三区物語」に触発されて、
カメラ片手に、あちこち歩き回ったものですが、
世界的に見ても、これほど狭い地域のなかで、
土地の個性を発揮する地域は少ないんじゃないでしょうか。

写真は、恵比寿の旧山手道路に面した路地。
先端の商業地域である代官山近くから、路地を一歩はいると、時空を外れたかのような錯覚にとらわれそうな風景が少なくありません。
この階段は、異次元の入り口。
こんな入り口が、東京のあちらこちら、
通りから、ほんの少し入ったところに存在します。

角の先は、旧山手通り。
現世に戻るとします。

投稿者 aw@bitlog : 2007年07月06日 13:53

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コメント

よ〜く、わかります。
さらに東京はスクラップ&ビルドが激しいので、同じ町内でも時間差を感じることがしばしば。
開発されていない場所とされた場所を行き来すると、まるでタイムスリップしたような印象を受けます。


投稿者 Nylaicanai : 2007年07月06日 15:56

そうそう。
移り変わりが激しい場所だと、本当に激しく変化するんだけど、商売に繋がらないところは、ぱったりと時間が止まってます。
そのコントラストが面白いですね。
1日を1秒くらいの定点観測すると良くわかるでしょうね。

投稿者 aw : 2007年07月06日 17:21

東京人って雑誌ですよね、本屋で見かけました。橋100選を特集してます。友人のカメラマンが学生時代に隅田川に掛かる橋の写真を課題で与えられていました(三〇年ほど前、笑)。
東京人に掲載された橋の写真は下手くそでしょう。

投稿者 たまみ : 2007年07月08日 16:58

橋の特集とか、以前もやってましたね。
私は、それで覚えた名前もあります。
橋の名前も風情があっていいですね。
いろんな謂われがあったりもするし。

投稿者 aw : 2007年07月08日 17:47

隅田川に架かる橋なら、おそらく全部言えそう。
勝鬨、佃大橋、永代、清洲橋、新大橋、両国橋、蔵前、幾つかあってから言問、白髭。皆、通りの名前になってる橋が多いから。それに下町は運河が多くて無数の橋がありますよ。地名と対の名称もありますね。自転車で橋巡りしましょうよ。

投稿者 たまみ : 2007年07月09日 00:43

おお、すごい!下町っ子。

「大江戸橋巡り」ですか。いいじゃないですか。
やりましょうやりましょう。
最後は、水上バス>ビアホールで決まりですね。
計画を立てましょう。

投稿者 aw : 2007年07月09日 06:29

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